10月となると、街はハロウィン一色ですね。
それにちなんで、ちょっと高校時代の思い出話。
高校1年生のとき、わがクラスは文化祭でオバケ屋敷をやったんですよね。
で、ナゼか僕はオバケ役に抜擢。何故かはまったく記憶なし。
もともと口がデカいということなのか?『口裂け男』(昭和を感じますな)を演じることになりました。
よってたかって女子たちにメイクされたんですよ。チヤホヤされて嬉しかったです(笑)
そしてオバケ屋敷開催。暗がりで僕が現れただけで腰抜かす来場者。ちょっと快感でしたが「すまん」という気持ちにも…。
そしてメイクをしたまま、食堂に行ってランチしましたよ(笑)
しかし、初めての化粧に四苦八苦。メイク中は暑い!しかもなかなかメイク落ちないし、メイク落としたら今度は肌荒れ(;´д`)女性はたいへんだなと思いましたよ。
文化祭は2日間。オバケ屋敷2日目は「もうメイクはこりごり」と女子たちに伝え、ミイラ男に決まりました(だったら誰でもいいじゃんという自問自答アリ)。
【ミイラ男の作り方】
1、トイレットペーパーをたくさん用意する。
2、誰かに身体中にぐるぐる巻いてもらう。
3、完成
簡単です(笑)
この時も女子たちがよってたかってトイレットペーパーを巻いてくれたので気分良し(笑)
…と、ここまでは浮かれポンチ(昭和の匂いぷんぷんだな)な私でしたが、地獄を味わいました。
暑いし、苦しいし、動けない…トイレに行けない!
トイレットペーパーを身にまとっているのにトイレに行けないんです。
トイレ我慢の冷や汗なのか、暑いから汗かくのか、わからんまま、汗だくでミイラ男を演じました。
途中、乱暴な男子に当たってしまいました。「お前なんか恐くないわ~!」とか言われながら、殴る蹴るの膀胱…いや、暴行を受けてしまったのです。チビりそうになりました。
幸い、トイレットペーパーをぐるぐる巻いていたので、それが防具になり怪我はしませんでした(笑)紙ってすごいなと関心しました。
女子たちが「大丈夫?ダイジョーブ?」と心配してくれてチヤホヤ?されたので良し(笑)
そして2年半後の卒業式の日。
体育館での卒業式が終わり、教室に戻ると…
僕を見て、クラスのみんなが笑うんです(;´д`)
おいおい、僕が何かしでかしたか?
「くまちゃん、これ、くまちゃんだろ?」
友人が、配られていた卒業アルバムの写真を見せてくれました。
これです…(´ω`)
一生の、大事な卒業アルバムにこの写真がデカデカと掲載されました。
これで、この期の卒業生には僕がインプットされてしまった訳で…
「ほら、アルバムの口裂け男の写真が僕…」
こんなことで覚えられてるのでした。
不本意!(笑)
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