9回目のスペイン画・絵画教室。いの町・カフェギャラリーClefにて。
いままでの経緯・記事はこちら♪
この二時間でグラスを完成させます。
大野先生:
「そろそろマンチャ(よごれ)を出していってください。空気を描く…ということです。」
マンチャを出すには、しっかりと形を取らないとできない。マンチャは線とよごれの合わせ味噌だと先生はおっしゃります。
光と影を描く…消しゴムとさっぴつ、えんぴつでグラデーションの線を少しずつ足していきました。45分、にじり寄りました。
休憩…
大野先生:
「この水野氏の絵の線をみてください。これはそれぞれ『狙いを定めている線』なんです。」
「ほぅ~」
先日、NHK「日曜美術館」に出演されていた写実画の水野暁先生の作品ににじり寄る。
クレフマスター・北斗さんを描いた水野暁氏の絵は必見です。是非来店してご覧になってください(^_^)
そして、僕は老眼の目を休ませるためにマリモ?を観賞。これ、どうやって作るんでしょうか(*´ー`*)
さて、休憩を挟み、再開。
時折絵を立てて、対象と並べる。にじり寄っているか確認。
歪み、光の当たり具合など、納得のいかないまま1mm単位の微調整が続く…
大野先生:
「飛行機の離陸と着陸…絵を描くのに似ています。どちらも始まりと終わりが大事ですね。」
絵を描くには最初の形をしっかり決めるのと、仕上げていった最後の瞬間の一作業で壊さないように終わらせることが大事だという。
確かに少しでも消しゴムや線を入れると全く変わってしまう。
慎重に、慎重に…
光と影…照り返しなど、リアルを追及するとたくさんの色がでてきます。書き方を教わりました。
そして完成。
サインと日付を入れたらそれ以上はやりません。納得はいってませんが、6時間ほどの結果です。
僕の絵は一番右。みなさん、本当に上手です。ご覧の通り、絵の個性は消えています。リアリズムの追及ですから。
大野先生:
「みなさんは真っ白な状態から始めましたから、上達が早いですね。独学で長いこと基礎をやっていない方は、逆に癖を取るのが難しいんですよ」
まさに僕は真っ白なコミックケントさながらの状態で、この絵画教室に通っています。本当に基礎って大事だなと痛感しました。
たった8回でこの絵を描けたことにびっくりしています。
【おまけ】
絵を描いたあとのケーキの三種盛は格別!
大野先生とグーグルの地図を見ながら、憧れのスペインの話を赤裸々にしていただきました 笑
「『マンチャ』と『ラマンチャ』はちがうの~?」
楽しい会話でいつも空気感が良いClefでございました 笑
大野洋平×洋画サークル
昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
※ClefのFacebookページより抜粋
【2周年イベント盛りだくさん】
2017年5月は音楽・ギャラリー・ワークショップ等、イベント盛りだくさん!
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