いの町在住の画家「大野洋平」先生によるクレフ絵画教室に毎週土曜日に通うのか日課。ヨーロッパ独自の技法を基礎の基礎から教えていただいております。
いままでの絵画教室の模様はこちら
いの町CafeClefのFacebookページはこちら
「ZEYO」さんによるCafeClefのご紹介ブログ記事はこちら
さ~て…今回の課題は…
いきなり完成画像。いかにこれを描いたかを綴ります。
題して「光と影…歪むふたつの色違いの器をリアルに描く」
・・・としていますが、実際には器は歪んでいません。
この「歪み」というのは、テカリによって目が錯覚を起こして歪んだように見せているのです。
目は騙されやすく、脳は錯覚を起こしやすい・・・厄介ですね 笑
いかに「写実」していくか。
これをトレーニングしていき、絵の基礎としていくわけです。
「写真でいいじゃん」
「写真を見て描けば?」
などと思われるかもしれません。
しかし、写真を見て描くのは「模写」に近い感覚。
何度かブログで書きましたが、目の前にある「真実」を目に焼き付け、正確に表現するのが写実だと考えます。
これが絵の基礎となっていくのです。
・・・なんだかくどくなってきたのでそれくらいで 笑
【光と影とテカりの中の明暗を描く】
今回も鉛筆、擦筆(さっぴつ)、消しゴムのみ使用。
グレーのトーンだけで明暗を描いていくわけです。
大野先生:
「まずは鉛筆・・・グレーの濃淡で色を表現します。この基礎をやっておかないと、実際に色をつけた絵がちゃんとかけないんです。」
ということで、グレートーンは徹底的に基礎の基礎です。
目に見えているものは、『線』であるものはほとんどありません。
全て『光』と『影』でできています。
描く時はどうしても鉛筆の線が基本になります。
西洋画は線ではなく、光と影の面で表現するという異なる技法となります。
・・・とか言って、まだまだ全然わかってないんですけどね 笑
大野先生:
「カタチを正確に取って描けば,あとは明るい場所、暗い場所を表現するだけで自ずと写実になっていきます。」
明るい場所については・・・
うすく白ヌキ
光る場所はパッチリと極端な白ヌキ
これを消しゴムで表現する。
暗い場所の濃淡については・・・
目を細めて中間色を見極める
鉛筆の2B~8Bくらいまでの濃い鉛筆で線を付け足す
さっぴつでぼかす
シャープな線はHの鉛筆で薄くなぞる。
終わりに近づいたら離れて見る回数を増やす
【3つのことばを意識する】
先生は時折、雑談(自虐的なおもしろ話が多いw)の中で、必ず言う言葉が3つあります。
大野先生:
「目を細めて、よーく見てください。影の中でも明暗があるでしょう。明暗は消しゴムで薄く消したり、濃い鉛筆で足したりすればでてきますよ。」
「そろそろ!離れて見てください~。」
ついつい描いている手元ばかり見ていて、集中しすぎてしまいます。
その際、現実の物、目の前にあるものを無視して主観が入っていき、絵が崩れていくんです。
この2つの言葉・・・何度言われても「あ!」と思います。
まだまだだなぁ 笑
そして3つ目。
大野先生:
「集中しすぎないでください~。そのために僕は絵に関係ない話をしてるんですよ 笑」
なるほど、集中しすぎると手元しか見ていない!
雑談しながら肩の力を抜いて無心にリラックスしている状態が絵には必要なようです。
そして課題終了。
やっぱりまだ表現しきれていません。
しかし先生の指導の下、簡単な漫画くらいの僕の画力は確実に上がっているのがわかります。
ひとりでは到底描けませんでした。
大野洋平先生、一緒に学んでいる仲間たちに感謝!!
次回はいよいよパステル画に挑戦します!ワクワクします!
【大野洋平×洋画サークルのご紹介】
昨年2016年に大野洋平先生の個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
ClefのFacebookページより
以下、CLEFのFacebookページより抜粋♪
【Clefで開催中の教室②大野洋平絵画教室】
基礎の基礎からしっかりと教えてくださる絵画教室。
講師はスペイン・マドリッドで絵画を学び、国内外で数々の個展を開催してきた大野洋平氏。日本ではあまり教えてくれないヨーロッパ独自の技法を惜しみなく伝授してくださいます。わかりやすい教え方で、受講生の皆さんが均一に上達していき、確実に基礎を身に付けることができることで評判を呼び、現在生徒さんが急増しています。人数が増えた場合には別の日も設定していきますので、お問い合わせください。
◆受講料:4500円/月(4回〜5回)
毎週土曜日 9:00~11:00
(イベント開催や生徒さんの都合の悪い時には相談の上変更あり)
・場所代などはいただいておりませんが、教室の日は
お一人ワンオーダーをお願いいたします。
・教室後、営業のために、テーブルセッティングを直すのを
お手伝いいただけましたら大変助かります。
文化の西の拠点Clefでは各種教室も開催しております。ぜひあなたにぴったりの趣味を見つけて見てください。
お問い合わせはこちらにコメントかお電話で。(088-850-1870)
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さ~て…今回の課題は…
いきなり完成画像。いかにこれを描いたかを綴ります。
題して「光と影…歪むふたつの色違いの器をリアルに描く」
・・・としていますが、実際には器は歪んでいません。
この「歪み」というのは、テカリによって目が錯覚を起こして歪んだように見せているのです。
目は騙されやすく、脳は錯覚を起こしやすい・・・厄介ですね 笑
いかに「写実」していくか。
これをトレーニングしていき、絵の基礎としていくわけです。
「写真でいいじゃん」
「写真を見て描けば?」
などと思われるかもしれません。
しかし、写真を見て描くのは「模写」に近い感覚。
何度かブログで書きましたが、目の前にある「真実」を目に焼き付け、正確に表現するのが写実だと考えます。
これが絵の基礎となっていくのです。
・・・なんだかくどくなってきたのでそれくらいで 笑
【光と影とテカりの中の明暗を描く】
今回も鉛筆、擦筆(さっぴつ)、消しゴムのみ使用。
グレーのトーンだけで明暗を描いていくわけです。
大野先生:
「まずは鉛筆・・・グレーの濃淡で色を表現します。この基礎をやっておかないと、実際に色をつけた絵がちゃんとかけないんです。」
ということで、グレートーンは徹底的に基礎の基礎です。
目に見えているものは、『線』であるものはほとんどありません。
全て『光』と『影』でできています。
描く時はどうしても鉛筆の線が基本になります。
西洋画は線ではなく、光と影の面で表現するという異なる技法となります。
・・・とか言って、まだまだ全然わかってないんですけどね 笑
大野先生:
「カタチを正確に取って描けば,あとは明るい場所、暗い場所を表現するだけで自ずと写実になっていきます。」
明るい場所については・・・
うすく白ヌキ
光る場所はパッチリと極端な白ヌキ
これを消しゴムで表現する。
暗い場所の濃淡については・・・
目を細めて中間色を見極める
鉛筆の2B~8Bくらいまでの濃い鉛筆で線を付け足す
さっぴつでぼかす
シャープな線はHの鉛筆で薄くなぞる。
終わりに近づいたら離れて見る回数を増やす
【3つのことばを意識する】
先生は時折、雑談(自虐的なおもしろ話が多いw)の中で、必ず言う言葉が3つあります。
大野先生:
「目を細めて、よーく見てください。影の中でも明暗があるでしょう。明暗は消しゴムで薄く消したり、濃い鉛筆で足したりすればでてきますよ。」
「そろそろ!離れて見てください~。」
ついつい描いている手元ばかり見ていて、集中しすぎてしまいます。
その際、現実の物、目の前にあるものを無視して主観が入っていき、絵が崩れていくんです。
この2つの言葉・・・何度言われても「あ!」と思います。
まだまだだなぁ 笑
そして3つ目。
大野先生:
「集中しすぎないでください~。そのために僕は絵に関係ない話をしてるんですよ 笑」
なるほど、集中しすぎると手元しか見ていない!
雑談しながら肩の力を抜いて無心にリラックスしている状態が絵には必要なようです。
そして課題終了。
やっぱりまだ表現しきれていません。
しかし先生の指導の下、簡単な漫画くらいの僕の画力は確実に上がっているのがわかります。
ひとりでは到底描けませんでした。
大野洋平先生、一緒に学んでいる仲間たちに感謝!!
次回はいよいよパステル画に挑戦します!ワクワクします!
【大野洋平×洋画サークルのご紹介】
昨年2016年に大野洋平先生の個展がClefで開催したときのイベントページ
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【先生の作品】
ClefのFacebookページより
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基礎の基礎からしっかりと教えてくださる絵画教室。
講師はスペイン・マドリッドで絵画を学び、国内外で数々の個展を開催してきた大野洋平氏。日本ではあまり教えてくれないヨーロッパ独自の技法を惜しみなく伝授してくださいます。わかりやすい教え方で、受講生の皆さんが均一に上達していき、確実に基礎を身に付けることができることで評判を呼び、現在生徒さんが急増しています。人数が増えた場合には別の日も設定していきますので、お問い合わせください。
◆受講料:4500円/月(4回〜5回)
毎週土曜日 9:00~11:00
(イベント開催や生徒さんの都合の悪い時には相談の上変更あり)
・場所代などはいただいておりませんが、教室の日は
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・教室後、営業のために、テーブルセッティングを直すのを
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