古巣のKさんの話。

以前（関東在住時）勤めていた会社の古き良き仲間に
久しぶりに電話をした。

突然、会社を辞めることになった
Kさんに・・・

※Kさんは
加工技術者としてキャリアもあり、後に購買に所属。
皆にアニキと呼ばれ、すばらしい技術とコミュニケーション能力、
私を爆笑させる能力を持っている46歳だ。
男手ひとつで3人の子供を育てている。


私は42歳で再就職をしたばかり。
（このご時勢、奇跡に近い）
再就職がいかに大変だったか体験済み。
心配になって声が聞きたくなったのだ。






Kさんはあいかわらず元気な声だったが

「会社が不況で35歳以上を対象に、30名希望退職を募っていた。
でも実際は辞めさせられたも同じさ」
と嘆いていた。



30分ほど私が退職してからの経緯を聞き
驚きもあり、失望もあり・・・



困難な状況でも再就職のために
前向きなKさんはさまざまな資格にチャレンジしようとしていた。

そんな幕末好きのKさんと
「来年の高知は龍馬で盛り上がるき、ぜひ来いや～！」
と固い約束し、電話を切った。

3年一昔、古巣は不景気で
ずいぶん変わってしまったが、

Kさんの声を聞いて
私は逆に励まされ、なんだか元気になった



在籍している後輩たちと
転職してがんばっているみんなに
この場を借りてエールを贈るよ。