ムンステッド・ウッド

カップ咲き状のムンステッド・ウッドです。

花瓶に差すとゆっくりロゼット咲きに変わります。

香りに関しては自宅にある中ではトップレベルの上品な香りです。

ラ・フランスやブルー系の鼻につんとくる強いダマスク香を

ベリー系のフルーツ香でうまく中和している感じです。

このバラはトゲが密集していて敬遠される人がいるかも知れませんが、

ソフトピンチに関しては一週間以内なら柔らかいので指に刺さりません。

トゲのおかげでチュウレンジハバチや尺取虫が付きません。

下はビロード調の赤と対照的な黄色のモリニューです。

他のバラと比較すると浮いてしまいます。

パパメイアン

蕾の状態が長かったのですが、一斉に咲き始めました。

この花は庭で咲かせているよりも室内で一輪だけ飾ると、紅一点の存在感が増します。

他のバラと飾るとこのバラの高貴な存在感に負けてしまいますが、

私的にはピースと一緒だとお互いの個性を補完しあうような気がします。

例えるならパパメイアンが宝塚の男役のような感じです。

 

ノビタキ

田園での季節の移り変わりを感じさせてくれるのはノビタキ。

森の中に久しぶりに入ったもののやぶ蚊対策が甘すぎました。

カケス。

キビタキ。

オルフェオ

このバラは季節と樹勢状態を反映した色が出ます。

盛夏のバテ期にはピンク色で涼しくなってくると色が濃くなります。

外弁が白く複色のコルデス社の「岳の夢」と同じ感じの赤色が秋の一番花です。

これから秋の二番花に紫色が出ます。

下は春の一番花で本来の紫色です。

 

ピース

第二次世界大戦でベルリン陥落の日に平和を願って名付けられたバラです。

毎日数百から数千もの戦死者を出している今日の状況に複雑な気持ちを

抱きながら見るピースです。

古い枝を株元から5本剪定したところ7本のベーサルシュートがでました。