韓国は自他ともに認めるコピー大国だ。言ってみればパクり文化なのだが、彼らは敢えて“ベンチマーク”と呼ぶ。写真で並べて紹介すれば、それぞれ一目瞭然。そこまでならまだしも、韓国の原発では10年以上に亘ってコピー商品が使われてきたことが判明し、かの国のパクり文化は人々の生命も危うくすると指摘されている。 【写真】蹂躙される日本の知的財産権 ***
セウカン、ペペロ、チョコソンイ、カロリーバランス、17茶、Market O 生チョコレート……。韓国企業が日本製品を“ベンチマークした”と主張する商品だ。 セウカンは韓国の大手食品会社「農心」が1971年から発売している菓子で、製品の形からパッケージまでカルビーの「かっぱえびせん」と瓜二つ。ペペロはグリコの「ポッキー」とソックリで、韓国ロッテ製菓が1983年から販売している。 江崎グリコは韓国のヘテ製菓と合弁でグリコヘテを設立し、2013年から韓国でポッキーの販売を開始した。江崎グリコの駐在員が、韓国ロッテが発売したプレミアペペロのパッケージがポッキーのバトンドールに酷似していることを指摘。結果、江崎グリコは韓国ロッテを提訴して勝訴したが、グリコヘテのポッキーのことを韓国ロッテのペペロだと表記している店は少なくない。 また、オリオンの「チョコソンイ」は明治の「きのこの山」、ヘテ製菓の「カロリーバランス」は大塚製薬の「カロリーメイト」、南陽乳業の「17茶」はアサヒ飲料の「16茶」、「Market O」は「ROYCE’生チョコレート」を、韓国流にいうとそれぞれ“ベンチマーク”した商品だ。 2018年7月31日、「テコンV」の著作権を有する株式会社ロボットテコンVが玩具類輸入業者を著作権侵害で訴えた裁判で、韓国裁判所は原告勝訴の判決を下した。「テコンV」は「マジンガーZ」との類似がたびたび指摘されている国民的キャラクターだ。