東日本大震災が起こって7年。いまだ、大変な思いをしていらっしゃる方々
ボランティア続けていらっしゃる方、想いをよせて。
https://blog.goo.ne.jp/tysq74/e/3f27e44a0cf79fe402f283e2aec5a59f
あの時私は幼稚園で仕事をしていてちょうど、保護者の方々がお迎えに来る時間。
「先生、なんだか東北のほう大変なことになってます。」と聞いて
なに?でも、5時になって帰るまで情報を得るものもなく。
帰ってニュースを見て、茫然とした。
きっと日本中が茫然とした。
恐ろしい津波の様子をヘリから伝えるニュース。ヘリから「早く早く逃げて!」と、叫ぶキャスター
でも停電になっている現地の人にはそのニュースは伝わらない。
すぐに、思い出した、私のことをずっとミクシィのときから見守ってくれてる人のこと。
大丈夫か?そればかりが頭によぎる。
そして、なにもできず、ただ、情報を見るしかできず、
何の力もない無力さを感じた。
次の日も普通に仕事に行く。
・・・・・・いいのか?自分はこれでいいのか?ここにいていいのか?
でも仕事も家庭もほったらかして、無謀にいくほうも変だ。
悶々とした日々がつづく。九州新幹線開通の喜ばしいニュースもふっとんでしまい、
続く余震に皆が心配し、無力感だけが包んでいく。
日本人ってのは不思議だ。
遠くで起こったことも日本のことは自分のことのように心配するんだ。ボランティアにいきたくても
いけない、ここで私の定められた仕事をきちんとすることも、
大切なこと。
そうは思っても・・・。
3日目にして、被災地の方のコメントが入ったのを見て安心したのと同時に、
やはり、なにかできないのかと悶々とする。
祈る。ひたすら、祈る。クリスチャンではなかったけれど、私のできることはもうそれしかない。
そう、思っていた時、歌でチャリティコンサートを教会ですることがあり、
ああ~できることがあった・・と思ったのと、その教会での週報に「祈りの力」という
文章を見つけた。「無力だ、祈ることしかできないと、思っていないか?祈るしかない、のではなく祈るのです。
祈りには力があります。心を込めて、ボランティアに行っている方々、被災地の方々にどうあってほしいか、
具体的にきちんと祈るのです、その思いは必ず形になるのです。祈るのです。」
歌うことと、祈ること。
私にできることはこれなのです。
7年たったいまも、それは、続いています。
2年後私は仕事を辞めることになりました。園での仕事のゴタゴタもいやだったし、
やはり一番のきっかけは、東日本大震災だったかもしれない。
阪神淡路大震災のときは、叔母たちがいましたが、無事でした。
あの時は守るべき子供たちが小さくてそっちに必死だったんでしょうか・・・
心痛めたけれどまだ、ゴスペルとも出会っていなかった。祈りともかけ離れた生活だった。
寄付したり、したけれど、自分にできることって、こんなもんだと思った。
ゴスペルと出会ってきっと私は変わった。
神様とも出会っていたんだ。
復興はまだまだのところも、前進していても、
もう自分の町にもどらないかたも。
心は大きな重荷を抱えていらっしゃる方々も
皆さんに心を込めて、祈ります。
どうぞ、いつも喜び、感謝し、笑って過ごせる日々になりますように。
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