ずっと入院していた義父、
ガン末期、痛みが来てもおかしくないのに
ひとつも痛がることなく、
ただ、食べ物が食べられないから
栄養の点滴で補給。
痛くないから「わしゃ帰る」と、
立ち上がろうとして
立てなくて転倒、打撲など繰り返し、
さけんだりわめいたりして
精神安定剤など、注射しつつ
それでも、あんなに大きな声が出る人が
すぐにいってしまうとは
思わなかった。
つい4日前、仕事帰りに立ち寄ったら
看護婦さんに文句言ってる。
わたしをみるなり「わあ~よかった~こんなにうれしいことはない。」
という。看護婦さんと交代してかんごふさんがこっそり
「また帰るっていってます;」
と、いった。
「さあ、帰る用意して、お金払ってきて」
と、義父が言う。
「ごめん、お父さん、私、お金ないとよ~」
「え、なんで~」
「息子がサ~金かかってしょうがないよ」
というとしばらく間があき、
「アイツは元気か?毎月かなりかかろう?」
と、正気になったようにいった。
それから私に自分の財布をもってそれから
事務所にいって精算してきて、というが
その財布にお金がない。
かなしそうに私の旦那に電話して持ってくるように言ってくれという。
これは埒が明かないぞ~もう夜になっちゃうし
晩御飯も作らないと~・・・
「じゃあ、電話してくるからちゃんと寝ててよね」
義父「ちゃんと寝てるよ」
そして私はそのまま家に帰った。
それが私と義父の最後の会話になった。
一週間前は私の顔を見て帰りぎわに私が
いつものように「ちゃんと寝ててね」というと
「うんそしてそのまま上へと上がっていくから」
と、いったので
「またそんな変なこと!」と笑ったのだが
まさかこんなに早く逝くなんて・・・
誰も思ってなかった。
朝5時45分
眠ったまま呼吸停止。
やっと念願の家へ帰ったこられた義父。
通夜、ともにすごして
朝方夢を見た。
お気に入りの毛糸の帽子かぶって
私に「携帯がなってるから取って」という
とってあげると、
うれしそうにポッケにいれ
ぱたんと私の腕の中で倒れ
私は抱えて棺の中へ入れる夢。
たくさんの人が来てくれたお葬式。
よかったね。
もうさびしくないね。
しばらくはお義母さんとこにいて、
わがままいって、過ごして
それから
先に待ってるおじさんとこいって
歌いまくってね。
火葬場は今は煙が出ないようになっていて
電気で焼くのね・・・
自然いっぱいのこの場所で
義父は千の風になりました。
ガン末期、痛みが来てもおかしくないのに
ひとつも痛がることなく、
ただ、食べ物が食べられないから
栄養の点滴で補給。
痛くないから「わしゃ帰る」と、
立ち上がろうとして
立てなくて転倒、打撲など繰り返し、
さけんだりわめいたりして
精神安定剤など、注射しつつ
それでも、あんなに大きな声が出る人が
すぐにいってしまうとは
思わなかった。
つい4日前、仕事帰りに立ち寄ったら
看護婦さんに文句言ってる。
わたしをみるなり「わあ~よかった~こんなにうれしいことはない。」
という。看護婦さんと交代してかんごふさんがこっそり
「また帰るっていってます;」
と、いった。
「さあ、帰る用意して、お金払ってきて」
と、義父が言う。
「ごめん、お父さん、私、お金ないとよ~」
「え、なんで~」
「息子がサ~金かかってしょうがないよ」
というとしばらく間があき、
「アイツは元気か?毎月かなりかかろう?」
と、正気になったようにいった。
それから私に自分の財布をもってそれから
事務所にいって精算してきて、というが
その財布にお金がない。
かなしそうに私の旦那に電話して持ってくるように言ってくれという。
これは埒が明かないぞ~もう夜になっちゃうし
晩御飯も作らないと~・・・
「じゃあ、電話してくるからちゃんと寝ててよね」
義父「ちゃんと寝てるよ」
そして私はそのまま家に帰った。
それが私と義父の最後の会話になった。
一週間前は私の顔を見て帰りぎわに私が
いつものように「ちゃんと寝ててね」というと
「うんそしてそのまま上へと上がっていくから」
と、いったので
「またそんな変なこと!」と笑ったのだが
まさかこんなに早く逝くなんて・・・
誰も思ってなかった。
朝5時45分
眠ったまま呼吸停止。
やっと念願の家へ帰ったこられた義父。
通夜、ともにすごして
朝方夢を見た。
お気に入りの毛糸の帽子かぶって
私に「携帯がなってるから取って」という
とってあげると、
うれしそうにポッケにいれ
ぱたんと私の腕の中で倒れ
私は抱えて棺の中へ入れる夢。
たくさんの人が来てくれたお葬式。
よかったね。
もうさびしくないね。
しばらくはお義母さんとこにいて、
わがままいって、過ごして
それから
先に待ってるおじさんとこいって
歌いまくってね。
火葬場は今は煙が出ないようになっていて
電気で焼くのね・・・
自然いっぱいのこの場所で
義父は千の風になりました。
すっかりボケてた祖父です。
ある病気で入院しました。
でも、元気でした。
弟がお見舞いに行ったある日、こう言ったそうです。
「家に帰りたい」と。
「白い蛇が迎えに来た」と。
そして翌日。
病院の食事を喉に詰まらせて、
あっけなく逝きました。
逝く人は、きっと分かるんでしょうね。
私の父は平成元年に、母は5年に旅立ちました。
妹がいたのですが、6歳のときに病死し、来月に祖母と同じく五十回忌を迎えます。
お義父さん、眠られたまま静かに旅立たれたようですね。
心からご冥福をお祈りいたします。合掌。
アタシの父は46で逝きました・・・
来年はアタシもその年になります・・・
心の通ったお2人の会話素敵過ぎてジ~ンときました・・・
お義父様のご冥福お祈りいたします・・・
眠るように逝かれたとのこと、せめてもの救いですね。これからいろいろ大変だとは思います。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
スーパー主婦さんもこれからが大変。
体に気を付けて。
痛みも無く旅立たれたことが、せめてもの慰めですね。
うちも今年3月に本当に元気だった義父が、突然亡くなりました。
その日、いつも通りボランティアで障害者の方達に水泳の指導をし、夕飯を普通に義母と食べて、その6時間後にはもう旅立っていきました。
明るく、楽しく、優しく、こだわり無く生きた義父でしたので、悲しさよりも感謝の気持ちの方が強かったことが皆の救いでした。
きっと、お義父様もスーパー主婦さんに感謝されながら逝かれたのでしょうね。その夢のお話を読んでそう思いました。
いろいろと今後大変だと思いますが、どうぞご自愛くださいね。
お義父様のご冥福をお祈りいたします。
不思議ですよね~。
本当にわかっちゃうのかな・・
>gakuさんへ
いずれはやってくるものですが
さびしいですね・・
>ミコさんへ
ありがとうございます。
ミコさんは若くしてお父様を
なくされてるんですね。
いずれはくる死ですが、
最近は身近に感じるようになりつつあります。
>ヨンヨンさんへ
ありがとうございます。
眠ったままだったのが、せめてもの救い。
本当に安らかでした。
>花音さんへ
ありがとうございます。
でも義兄夫婦が帰ってきてくれて
私は、とっても楽です~。
>☆ジューン☆さんへ
ありがとうございます。
そんなに元気だったら信じられないですよね・・・
私も姿を見ても
信じられなかったですもの。
骨になってやっと、いなくなってしまったと、
実感しました。