平成23年1月21日付けにて、
当館の館長であります(土本 保:雅号 内浦)が
高浜町指定無形文化財「木工芸保持者」の第1号
として認定され、その認定式並びに認定書を授与
されました。
氏は、木工で幾何模様を構成する伝統的な『組子』
技法を生かした独特の作品作りをされています。
また、木工芸作家人間国宝「中川清司先生」や
人間国宝「川北良造先生」に師事するとともに
木片を組み合わせて、網代模様を作っていく
「網代組み」の技法を考案されました。
木工芸は、良材を用いその素材を生かす事が重要であり
地中に千年以上埋もれていた「神代杉」を丹念に乾燥させた
ものを使用して、仕上げは正麩糊(しょうふのり)を
拭漆を施すように20数回塗りトクサで磨き上げる
木の温かみを感じさせる作品造りを行っておられます。
その作品の一部の紹介と認定式の様子をご紹介します。
(平成21年日本伝統工芸展 入選作品:神代杉組子文八稜箱)
内浦地区の名誉を称えます。
それでは
よそしく
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