
トビキリの選曲センスを見せたジャズのスタンダード集2作に続く初のオリジナル・アルバム(『Debut』)は、アコースティック感覚あふれる今風のオシャレなポップス...♪
スタンダード第3集をはさみリリースされた前作『Weekend Shuffle』は、これまた選曲が心ニクイ70年代から現代までのポップスのカバー集...
そしてメジャー・デビューとなった2作目のオリジナル・アルバムは... トビッキリの現代風『CITY POP(シティ・ポップ)』とキタもんだ...^^
■ 土岐麻子 / Talkin'

01. モンスターを飼い馴らせ (作詞:土岐麻子 作曲:奥田健介)
02. HOO-OON (作詞:土岐麻子 作曲:西寺郷太)
03. ファンタジア (作詞:土岐麻子 作曲:川口大輔)
04. MY SUNNY RAINY (作詞:土岐麻子 作曲:奥田健介)
05. 青空のかけら (作詞:松本隆 作曲:亀井登志夫)
06. TALK SHOW (作詞:土岐麻子 作曲:toe )
07. 眠れる森のただの女 (作詞:土岐麻子 作曲:谷口尚久)
08. サーファー・ガール (作詞:土岐麻子 作曲:高梨学)
09. WALK ON (作詞:グディングス・リナ(G.RINA) 作曲:矢野博康)
10. 風とうわさ (作詞:いしわたり淳治 作曲:田中ユウスケ )
11. COME ON A MY HOUSE (作詞,作曲:R.BAGDASARIAN,W.SAROYAN 訳詞:渡 船人)
まずは「NONA REEVES」の「奥田健介」氏による「01」、同「西寺郷太」氏による「02」は、バックも「NONA REEVES」と彼らのサポートメンバーが務め、重心低めのグルーヴィなサウンドにキャッチーな「ブルーアイド・ソウル」的な曲調、土岐サンのクリアでよく通る歌声が見事にマッチする極上の2曲(歌詞は少々難解だが)。
続いてシンガーソングライターという「川口大輔」氏による「03」も、若干ユッタリめの「生音バンド・サウンド」が気持ちイイ曲だけど、コチラはそれにも増して土岐サン本人よる歌詞と「川口大輔」氏(ワタクシはあまり知らないんですが)の曲がとっても良く出来ていて、ついつい恋するオトメ気分に(笑)
とここらあたりまで聴いたところでワタクシがイメージしたのは、「山下達郎 / Circus Town」や「角松敏生 / Sea Breeze」あたりと、まんま「シティ・ポップ」なわけで、個人的にはこの3曲だけでこのアルバムはジュウブン「合格」...^^
他、ミュージカル風ジャズ・ナンバー「04」(歌詞は日本語)、「斉藤由貴」サンのカバー曲「05」(ワタクシはシラナイ)、本格的なファンク・ナンバー「06」と趣向さまざまに続きますが、やはりシティ・ポップ風の「07」「08」が印象に残り、「昭和のムード歌謡」といった趣きの「11」もある意味印象深いけどこれは「やりすぎ」の感あり(笑)
ちなみに彼女のブログ『tokinikki』で、当アルバムを「一日一曲のカウントダウン式曲紹介」と題うって順次紹介されており、コレを読みながら聴けば、より楽しめること請け合い...^^
↓iTunes Music Storeで『土岐麻子 / Talkin'』を試聴または購入する















「シンバルズ」時代から好きだったので、今回のアルバムは当時を髣髴とさせるメロディーがツボに入りました。
世間ではメジャーではありませんが今後も応援していくつもりです☆
この「生音・バンド・サウンド」は、80’s世代にはタマランですよね(^^)
今回はメジャーからということで、この音がどこまで若い世代に受け入れられるか、何気に期待してます。
では、またヨロシクお願いしまっす(^^)