アメリカン・ジャズの伝統とヨーロッパの美学がほどよくブレンドされた極上の一品と言っていいんでないかな...♪
■ Giovanni Sanguineti / Hard To Find (Urtra Sound, Italy, USCD044S, 2009)
01. Doing That Thing
02. Hard To Find
03. Whealin' And Dealin
04. I'll String Along With You
05. Would You Like To Take A Walk?
06. Walk On
07. Diane
08. I Walk Alone
09. Leroy Walz
Personnel : David Hazeltine (p), Giovanni Sanguineti (b), Ed Thigpen (ds)
「Grant Stewart(グラント・スチュワート)」との共演歴もあるという1974年イタリア、ジェノヴァ生まれのベーシスト「Giovanni Sanguineti(ジョバンニ・サングネッチ?)」のリーダー作。
ピアノにNYの重鎮とも言える「David Hazeltine(デヴィッド・ヘイゼルタイン)」、ドラムスに「Horace Parlan」との共演で有名な「Ed Thigpen(エド・シグペン)」を迎えてのトリオ作で、サブタイトルには「Leroy Vinnegar(リロイ・ヴィネガー)」に捧ぐとある。
奇をてらうことない実にオーソドックスな内容ながら、決して古臭さは感じさせない、絶妙なバランス感覚が素晴らしい...(^^)
全曲聴ける内容だけど、とりわけ「05」からの後半が良い...(^^)
それにしてもピアノの「David Hazeltine(デヴィッド・ヘイゼルタイン)」サン、これまでリーダー・アルバムを2枚ほど聴いてみたものの、(個人的に)「イマイチ好みじゃないかなあ(?)」などど思っていたものの、ココでは渋く美しく実に味わい深くて、聴き直してみなきゃアカンな...と思った次第...(^^;)
最後に余談だけどこのアルバム2009年7月のリリースながら、一時期「入手困難」となっていて、ワタクシもオーダーから手元に届くまで2カ月以上要し、これじゃ名実ともに「Hard To Find」となっちゃうじゃん...(^^;)などと思っていたら、現在は大丈夫なようです...♪
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