さながら「女性版エディ・ヒギンズ」と言ったところでしょうか...(?)
ロマンチックかつエレガントにスィング(グルーヴ)しながら、とっても親しみやすいピアノ・トリオ作品...♪
■ Beegie Adair / Dancing In The Dark - A Tribute To Fred Astaire (Green Hill Music, USA, 55573, 2008)
01. Cheek To Cheek
02. The Way You Look Tonight
03. Dancing In The Dark
04. Puttin' On The Ritz
05. Change Partners
06. They Can't Take That Away From Me
07. By Myself
08. Nice Work If You Can Get It
09. Pick Yourself Up
10. Let's Face The Music And Dance
11. They All Laughed
12. Isn't It A Lovely Day (To Be Caught In The Rain)
Personal : Beegie Adair (p), Roger Spencer (B), Chris Brown (Ds)
1937年ケンタッキー生まれというピアニスト「Beegie Adair(ビージー・アデール)」。
作曲者別のスタンダード集をシリーズとしてリリースするなか、コチラはハリウッド・シネマ界の名優にして名ダンサー「Fred Astaire(フレッド・アステア)」に所縁のある曲を集めたものとか...(^^)
先に「エディ・ヒギンズ」を引き合いに出したものの、ジツを言えば彼のヴィーナス諸作と比べると(作品の趣向性とピアノのプレイ・スタイルには近いものがありながらも)、ベース、ドラムスの音に重みと厚みがなくソロは皆無に近いことから、(要はピアノの引き立て役に徹している)グルーヴ感はかなり薄め(スィング感はそれなりに感じ取れる)...(^^;)
また曲の長さも4分未満の曲が大半で聴きやすさが増す反面、「歌謡曲的」「イージーリスニング的」と取られがちなのも解かる気が...
まあ基本的にはスィングしているんで、それなりに楽しめる作品だと思うし...
他の作品(↓)も含め、奇をてらったアレンジがされていないので、「ジャズ」のスタンダードを知るには好内容なうえ、なにしろお値段がお手頃なので、ご興味あればお試しあれ...♪
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