Santucci Scoppa / New Tradition

コレがこれからのジャズの「New Tradition」となるかどうかは、判らないけど...

ヴァラエティ豊かで「面白いじゃん（^^）」とは素直に思うところで...

なんでも「Cicci Santucci（チッチ・サントゥッチ）」（tp）と「Enzo Scoppa（エンゾ・スコッパ）」（ts）のコンビは、あの「Basso / Valdambrini」とともに、60～70年代のイタリアン・ジャズ・シーンで活躍し、70年代初頭にリリースされた『ON THE UNDERGROUND ROAD(DIRE)』は、ヨーロッパのジャズ・ファンク・コレクターの間では伝説的なアルバムなんだとか...♪

■ Santucci Scoppa / New Tradition　(Arison, USA, ARI054, 2009)

01. Improvisations
02. Transitions
03. Rolling Stars
04. Fly Rome Vocal
05. Way Out
06. Walking Fast
07. Walking Fast - Reprise
08. Sardinia's Memory
09. Night Travel
10. A Different Road
11. Between 6th And 7th
12. Elephant March
13. Enchanted

Personnel: Cicci Santucci (tp), Enzo Scoppa (ts), Neil Angilley (kb), Davide Mantovani (b), Pete Eckford (per), Elizabeth J M Fletcher (vo)

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内容的には、イントロダクション的な「01」に始まり、割とストレートなバップ・ナンバー「02」、女性ヴォーカルによるスキャットが印象的「03」、今の季節にピッタシのボッサ「04」と続き、

これまたストレート・アヘッドなハード・バップ・ナンバー「06」（コレは文句なしカッコいいですな...^^）、シンセも使ったジャズ・ファンク「09」、「10」、ラテンっ気たっぷりな「11」、「12」、ワルツ調のボッサ「13」など、

ヴァラエティに富みながらも違和感を感じさせない創りはベテランの成せる技か流石としか言いようがなく、飽きさせない内容に...（^^）

先に紹介した『Lorenzo Tucci / Touch』や『Josep Maria Farras & Ignasi Terraza / Placa Vella』、『Fabrizio Bosso, Javier Girotto / Sol Latin Mood』、『The Jazzinvaders / Blow!』あたりと上手くコンパイルすると面白いかもね（^^）

というわけで、今度の週末に考えてみようと思いま～す...♪

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