'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

Carol Welsman / Carol Welsman

2007-10-02 18:02:30 | Jazz

先日紹介した「Jill Jenson」を聴くキッカケともなった「yk2」さんの『Jazzっぽいの、好き?- Due』で紹介されており...♪

「ブラジリアン・テイスト」なるコトバに反応し、iTunes Music Storeにて試聴のうえ迷わず購入したのがコチラ...^^

Carol Welsman / Carol Welsman (2007, Justin Time, JUST220)

カナダ出身のピアニスト兼ヴォーカリストというCarol Welsman(キャロル・ウェルスマン)の3作目とのことですが、ワタクシはコレがはじめて...

01. Brazasia
02. Hold Me
03. Dans Cette Chambre
04. What a Fool Believes
05. Eu Vim de Bahia
06. Cafe
07. Live to Tell
08. Nosotros
09. Too Close for Comfort
10. With Me
11. Dans Mon Ile
12. Beautiful
13. Ora

Carol Welsman (vocals, piano)
Pierre Cote (guitar)
Jimmy Haslip (bass)
Jimmy Branly (drums)
Eric Marienthal (saxophones)
Vern Dorge (saxophones)

アルバムをプロデュースするのは、バックにも名を連ねるYellow Jackets(イエロー・ジャケッツ)のベーシストJimmy Haslip(ジミー・ハスリップ)。これまでの2枚はスタンダードなジャズ・アルバムだったようですが、今回のテーマはズバリ「ブラジリアン&AOR」...^^

個人的な結論をズバリ言っちゃうと...

ブラジリアン・テイストあふれる前半6曲は何も言うことナイんだけど(^^)、後半は「09」と「13」を除いて正直ワタクシにはちとツライ(個人的な嗜好の問題もあるのでミナサンはちゃんと試聴してね...^^)

内容的には、「Yutaka」(かつては日本でNovoというグループを率いた横倉裕)が1990年にGRPからリリースした『Brazasia』のタイトルチェーン「01」にはじまり(選曲からしてスバラシイ...^^)、

オリジナルという「02」「03」についても、前者は先の「Jill Jenson」にも通じるAORナンバーで、後者もブラジリアン・フレイバーあふれる好曲。

Doobie Brothersの名曲をボッサ調にアレンジした「04」は見事というほかナイし(^^)、Gilberto Gillのブラジリアン・クラシック「05」は、ブラジルのシンガーが歌ってっていると言われても疑う余地なし...^^

そしてフレンチっぽいジャズ・ボッサ・サウンドにスキャットが心地良い「06」とまさに珠玉の6曲(!)

そして問題の後半...「07」はマドンナのカバーとのことですが、ワシは知らんか忘れてる(笑)。雰囲気的にはCarole Bayer Sager(キャロル・ベイヤー・セイガー)の「Sometimes Late At Night(真夜中にくちづけ)」風AORと言った感じで、ワタクシ的には得意なタイプではナシ(^^;)

あとはジャンプ・ナンバー風にアレンジされたスタンダード「09」と「02」にも通じる良質のAORナンバー「13」はイケるけど、他はピアノの弾き語り風とかで先にも言ったとおり少々ツライものが...

まあ、個人的には前半6曲だけでもじゅうぶんオツリがくると思うとりますが...♪


Carol Welsman  Whatca Got Cookin'  The Language Of Love


iTunes Music Storeで『Carol Welsman / Carol Welsman』を試聴または購入する

Carol Welsman - Carol Welsman


このアルバムを紹介するブログたち

Jazzっぽいの、好き?- Due

No MP3 No Life

bounce.com


Blog Ranking  にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yk2)
2007-10-02 20:50:42
こんばんは。
またもやTBして頂き、ありがとうございます。

前半がお好きで後半が今一つ、ってとってもお気持ちとしてはよく解ります(^^;。僕はマドンナの⑦や⑩はサウンド的にはほんの微かにGRP時代のカール・アンダーソンを思い出したりもしました。YUTAKAを取り上げてるのも同じ傾向なのかな、って。キャロル自身があの辺りのGRPサウンドが好きだったのかも知れませんね。

それとカナダに戻ったことで制約無く多言語で歌ってしまってるので、日本人としては詞の内容の解釈がちょっと辛くなってしまってますよね。それも後半の印象を薄くしてしまってるかな。
返信する
yk2さん (ucchi)
2007-10-03 21:26:53
コメントいただきありがとうございます♪

こちらこそイイのを紹介いただき感謝しています。

ボクはAORも好きですが、ソウルフルなのが好きなので、「02」くらいビートがないとキツイんですよね。

あとはボサノバも大好きなのでまさに「01」から「06」は文句なしです。

またイイのあったら紹介してくださいね。では(^^)

返信する

コメントを投稿