2008年8月6日に『Sweet Lorraine』を紹介している「Andrea Pozza(アンドレア・ポッザ)」...(^^)、
その後『Love Walked In』 (2008) 、『Drop This Thing』 (2008) のリリースがあったものの、内容のほうは方向性に迷いでもあるのかな(?)と感じさせるかの2枚だったので(『Enter Eyes』は毛色があまりにも違うので除く)、
目指していた先がココなのかは分からぬも、何はともあれスィンギーな「ポッザ」が帰ってきた(!)と個人的には大歓迎の2010年盤...♪
■ Andrea Pozza Trio / New Quiet (Norma Blu, Japan, PCCY30164, 2010)
01. Blue Spirits (Freddie Hubbard)
02. New Quiet (Andrea Pozza)
03. Noa Noa (Sergio Mendes)
04. Nightingale (Fred Wise / George Rosne / Xavier Cugat)
05. Que Pasa (Horace Silver)
06. Lion's Den (Kenny Drew)
07. New Fast (Andrea Pozza)
08. Recorda Me (Joe Henderson)
09. Consolacoa (Baden Powell)
Personnel : Andrea Pozza (p), Aldo Zunino (b), Shane Forbes (ds)
メンバーはベースに『Drop This Thing』から引き続きの「Aldo Zunino」、ドラムスは『Love Walked In』で組んでいた「Shane Forbes」と、トリオとしてはおそらく初顔合わせとなるもの...(^^)
楽曲的には「ポッザ」のオリジナル2曲に、他はジャズまたはブラジルのスタンダードで占められ、これは今回のアルバムを「Blue Note」と「Brazil」の要素を織り交ぜた作品とする所以でしょう(^^)
ハード・バップの申し子「フレディ・ハバード」の「01」にはじまり、メロディの美しさが際立つ「ポッザ」のオリジナル「02」、
ドラムスのリムショット音が終始心地よいなか「ポッザ」の軽快なタッチが冴える「セルジオ・メンデス」作(『In Person At El Matador』収録)「03」、
これまたドラムスのリムショットに加え「Aldo Zunino」のベース・ソロもいかす「04」、
他「ホレス・シルバー」の「05」、「ケニー・ドリュー」の「06」はブルーノート(ハードバップ)・モードで(^^)、
「ジョーヘン(Joe Henderson)」の名盤『Page One』からのカバーとなる「08」はボッサ~ラテン調のアレンジ、
ラストの「09」も「バーデン・パウエル」作と、個人的に大好きな「ハードバップ」と「ボッサ」色いっぱいで何も言うことなし...(^^)
そして最後にこのアルバム、録音が良いからか音質的にも「◎」(二重丸)...(^^)
よく美味しいご飯はお米が立つと言うけど、ずばりピアノ音の粒が立っている感じと、適度な重さのベース、ドラムスのシンバル、リムショット音も鮮明で気持ちいいことこの上なし~♪
↓ iTunes Storeで「Andrea Pozza Trio / New Quiet」を試聴または購入する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます