ひかり

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真珠湾から、みんなへ。どっと沢山のお話があります。(青山繁晴氏のブログより)

2017年08月18日 | 青山繁晴さん
青山さんのブログを転載します。
※このブログ本文から他のサイトに飛ぶことはできません。
 青山さんのブログのアドレスは、次の通りです。
http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=702

転載始め
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2017-08-17 23:54:08

真珠湾から、みんなへ。どっと沢山のお話があります。

▼真珠湾に来ています。
 朝鮮半島の未曾有の危機と、拉致被害者の救出をめぐって、アメリカ太平洋軍司令部、アメリカ太平洋艦隊司令部と通訳抜きで本音をぶつけ合うためです。
 ハワイは今、夏休み真っ盛りの観光客でいっぱいのようです。正直、その方々のお顔,きっと楽しげな様子を見る暇,機会もありません。
 日中に、痺(しび)れるような協議をして、今はホテルの部屋で朝5時半が過ぎました。完全徹夜の仕事です。太平洋の夜はまだ明けていません。海は真っ黒です。

 自費による出張は,誰の指示も受けず、自由です。
 しかし重なってくると、正直、ちと懐(ふところ)が苦しい。それでも政治献金は今後も、どなたからも1円も受けません。政治資金集めパーティも一度も開きません。
 この地味ブログにも、いろいろなお申し出を受けますが、ごめんなさい。そのお気持ちは、こころの底から嬉しく思っています。みなさん、みんな、ありがとう!

 協議の成果は客観的に申して、強烈に、感じています。
 米軍の側は「拉致事件をめぐって意識が大きく変わった」という趣旨を複数の将官が明言されました。米軍の言葉をそのまま紹介することは、いかなる場でもできませぬ。そのうえでこの趣旨を、一年生に過ぎませんが参議院議員として、外交・安全保障、危機管理、エネルギーの専門家の端くれとして、また物書きとして、さらに活かしていきたいと考えています。
struggle(ストラグル/泥に腰まで浸かりながら進むような戦い)を、ごくごくささやかに続けます。

▼アメリカ太平洋軍司令部(ペイコム/PACOM)というところは、普段から非常に忙しいところです。
 たとえば司令官は、月に半分も司令部にいませんし。
 それが今は、半島危機のために、さらに凄絶のうえにも凄絶な情況です。ひとことで言えば、人類史上初めての核保有国同士の戦争にも備えねばならないのですから。
(これは戦争になるという意味ではありません! あくまで準備です。朝鮮半島を担当しているのが、まさしくこのペイコムです)
 そのなかでアポイントメントを取ってくれました。それが偶然、8月15日でした。
 ぼくは当然、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の一員として靖国神社に参拝する予定でしたが、拉致被害者の救出のためにも、あえてこのアポイントメントを受けました。
 そして、公設第一秘書である清水麻未に正式な代理参加を託して、出発しました。

 アメリカの陰謀じゃないかという話がまた、どっと、この地味ブログのコメント欄などに溢れそうですが、そんなことはありません。その懸念はゼロです。背景の事情も調べてあります。
 ぼくは真珠湾で,深い祈りを捧げました。
 むしろ、敗戦の日に、開戦の現場にいて、祖国とアジアと世界のたった今の重大な課題について米軍と真正面から議論することとなり、不肖ながらひとりの日本国民として、ちいさな役割を改めて自覚しました。

▼そして5月2日にお会いしたハリス司令官は急遽、「2プラス2」という日米の政治協議に、半島有事があれば指揮することになる立場の軍人として極めて異例の参加をするために、ワシントンDCへ向かわれました。
 ぼくはこれを逆にチャンスと捉えて、普段は司令官とは別の意味でなかなか会えない、実務上の指揮者たちに次々に会って、いつものように通訳を挟まず、目と目を見合って、間近に膝を接して、議論を重ねています。

 このあたりのことは、前述の徹夜仕事をしつつ同時進行で,正直、ほんとうに力を振り絞って疲労とも戦って完成させた「澄哲録片片」(ちょうてつろく・へんぺん)というエッセイに詳細に書き込んでいます。
 これは「月刊Hanada」という論壇誌の長期連載エッセイです。よろしければ、定期購読を検討してみてください。ぼくとしても、定期購読者が増えれば、この超絶日程のなかで無理を押してでも連載を続ける理由のひとつになります。(定期購読は、ここです)
 上記の原稿は、「真珠湾の碧き海に誓う」という題を付けました。このエッセイのタイトルはすべて、ぼくが付けます。すべての単行本と、新書と同じように。
 今月号は10月号として、8月26日に発刊されます。

▼また,もっとも機密に踏み込む発信であるクローズドの会員制レポート「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR/ここ)では、守秘義務を完璧に遵守しつつ、重要な趣旨はすべて会員に伝えます。

▼さらに公開の発信である「虎ノ門ニュース月曜版」(CS放送のDHCテレビ/ネットテレビ)、「ザ・ボイス」(ニッポン放送)、「胸いっぱいサミット」(関西テレビ)では、帰国後に機会を捉えて、国民に伝えるべきはしっかり伝えます。
 虎ノ門ニュースは、月曜以外には今後も参加しません。
 ザ・ボイスの今後の参加予定については後述します。
 胸いっぱいサミットは、関テレと秘書陣の調整が最近は不調のようです。しかし本来は月一回の参加予定です。

▼産経デジタルの松田穣さんという志ある記者・編集者の熱意で、ことしも8月15日にエッセイがウェブ上にアップされました。
 URLはここです。
 このエッセイのタイトルだけは、産経新聞が付けます。ぼくが付けたいと交渉したこともありましたが、答えはノー。ま、新聞社の原則ですね。
 そしていつも「テレビ番組の編成権はテレビ局にある」と申しているのと同様に、新聞記事の編集権は紙の上であれウェブ上であれ、新聞社にあります。
 今回、ぼくの知らないあいだに付けられたタイトルは以下の通りです。(事前にタイトル案の提示はありませんでした)

 総理は「敗戦の日」にわざわざ靖国参拝すべきではない

 これは残念ながら、ぼくの真意とはいくらかですが、ずれています。「わざわざ」という言葉が全く不要だし、「すべきではない」は強すぎます。
 強い方が人目を惹く、ということかも知れませんが、ぼく自身はそうした見出し/タイトルは付けません。
 ぼくの真意としては、「総理は靖国本来の例大祭に参拝すべきでは?」ということです。
改めて何かございましたら、ご連絡くださいませ。

 今回の提稿は、出国と重なり、最後の記事確認は搭乗口へ歩きながらというウルトラ・ギリギリでした。
 そしてアップされると、なんと産経の全記事のなかでアクセス数が第1位となりました。
 初めてです。驚きました。
 書物の最新刊の「危機にこそぼくらは甦る」(扶桑社新書/例えばここ)がアマゾン・ランキングの全書籍で1位を記録したのと同様、みんな、みなさまに感謝しかありません。
 ぼくの記事や本がどうというより、森そば加計そば騒動でかえって、国民のまともな情報を求める関心がフェアに高まったということではないかと考えています。

▼さて、その最新刊「危機にこそぼくらは甦る」(例えばここです)について、ふたつお話があります。
 ひとつは極めて残念なことに、誤植です。
 351ページに「西暦二〇一六年六月五日の月曜日です」とあるのは、二〇一七年の間違いです。
 先ほど版元の編集者からお詫びがありました。
 ぼくからは読者のみなさまに深くお詫びし、謹んで訂正します。痛恨です。

 この書は、発売前に増刷が掛かるという異例の、未経験の読まれ方をしていますが、もうひとつのお知らせは、さらに4刷となりましたという報告です。びっくりの早さです。
 この4刷から、上記の誤植が訂正されているそうです。

▼ザ・ボイスは、まず次の参加は、8月24日の木曜午後4時からです。
 高橋洋一さんとご一緒です。て言うか、高橋さんと飯田こうちゃんの放送に、ゲストでお邪魔します。
 その次について、ニッポン放送からは9月13日の打診があったそうですが、ぼくがその日まで欧州・アフリカの海外出張のため受けられませんでした。
 9月について、別の日の打診(これはゲストではなく飯田こうちゃんと二人)もあったのですが、これは硫黄島訪問を模索しているので、これも受けられませんでした。
 そのために今のところ、9月は残念ながらなくなり、10月も打診はあるのですが、おそらく臨時国会の開会中ですから、どうなるか‥。

▼みのもんたさんのネットテレビ「夜バズ」は、生放送のある土曜日は国内出張が大変に多いために、ずっと参加できませんでしたが、8月26日の土曜8時から久方ぶりに参加できる予定です。

​★冒頭に記した真珠湾での米軍との烈しい議論の趣旨は、口頭では、次の「独立講演会」(自主開催の講演会)で最もしっかりとお話しします。
​ ご関心の方は、下掲の募集要項(独立総合研究所から借りました)のうち、青い「申込フォーム」ボタンを押してください。
 すると応募だけではなく、質問も書き込めます。

独立講演会
第69回 独立講演会@東京 (2017年 9月17日 : お申込みの受付を開始致しました)
【講演日】
2017年9月17日(日)

【講演時間】
受付:13時30分~14時30分
開演:15時00分~19時30分 予定

【講演内容】
「希望の祖国への、日々の歩みはこれだ! その6」

【会場】
大手町日経ビル 日経ホール(3階) 指定席
地下鉄「大手町駅」下車C2b出口直結
 千代田線「大手町駅」神田橋方面改札より徒歩約2分
 半蔵門線「大手町駅」大手町方面改札より徒歩5分
     「竹橋駅」4番出口より徒歩約2分
 三田線 「大手町駅」大手町方面改札より徒歩約6分
詳しくは、こちらをご覧ください。

【受講料】
一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)

【申込期間】
2017年8月14日(月)正午~ 2017年8月25日(金)正午
※申込期間内のみ、お申込みを受付致します。

【申込方法】
「申込フォーム」ボタンをクリックし、リンク先のページよりお申込みください。
※「申込フォーム」へ入力される前に、必ずページ下の【禁止事項】までお読みください。



※上記以外のお申込みは、受け付けておりませんのでご了承ください。
※独研ホームページからのお申込みに限り受付けます。
※入力いただいたメールアドレスに、申込確認メールを送信しますので、迷惑メール等の受信拒否設定をしている方は、
「dokken.co.jp」をドメイン指定受信に設定してください。
※全ての連絡は、メールにて行います。メールアドレスが間違っていると連絡が取れませんので、ご注意ください。
※おひとり様で複数のご応募は、すべて無効とさせていただきます。参加を希望される方おひとりずつの名義でお申込みください。
※ご家族等で、メールアドレスが重複している場合も、受付けできません。別々のアドレスでお申込みください。
※申込完了後、入力いただいたメールアドレスに、申込受付の確認メールが届きますので、必ず確認してください。
メールが届かない場合は、正常に申込が完了していない可能性がございます。申込期間内にkouen@dokken.co.jpに、メールでお問合せください。
※ご不明な点については、お早めに講演会運営事務局kouen@dokken.co.jpに、メールでお問合せください。
※FAX、メール、郵便、電話でのお申込みは受け付けておりませんので、ご了承ください。

【抽選結果通知】
当選・落選発表は、8月25日(金)申込締切り以降、お申込みの方全員にメールにてご連絡致します。
※会場の規模によって抽選になる場合がございます。

【入金方法】
当選された方に、メールでお知らせ致します弊社指定の銀行口座へ、受講料をお振込みください。
なお、振込手数料はご負担ください。

【振込期限】
2017年9月4日(月)15時まで
※期日厳守でお願い致します。

【受講票】
入金が確認できました当選者にのみ、開催日の1週間前を目安に、受講票を記載したメールをお送り致します。
講演当日は、受講票のメールをプリントアウトしてご持参ください。
またご本人を確認できる身分証明書をご持参ください。
IDC会員につきましては、IDC会員カードをご持参ください。
※受講票をお忘れの場合、入場できませんので、ご注意ください。
※プリンターをお持ちでない方は、受講票のメールを携帯のメールへ転送し、受付で携帯の画面をご提示ください。

【禁止事項】
※当選権利・参加資格の譲渡
※講演の撮影・録音・録画
※講演中のパソコン・携帯電話・タブレット端末等通信機器の使用
※事前に申込みをされていない方の入場



【問い合わせ先】

独立講演会 運営事務局
※電話でのお問い合わせは対応しておりませんので、ご了承下さい。
※独立講演会については、弊社総務部では対応しておりません。
※独立講演会以外の講演については、こちらまで。
お問い合わせフォームはこちら
__________
転載終わり


では、また。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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