ベストが出来ました。
洗濯もして、ボタンも付け終わりました。
洗濯は、洗濯ネットに入れて、冷水でデリケートサイクルで洗いましたが、ご覧の通り大丈夫でした。
洗剤も後から気づいたのですが、ウール用を使うのを忘れ、普通の洗剤を使用してしまいましたが無事でした。
(しかし、念の為、ぬるま湯でウール用の洗剤で洗うのをお勧めします。)
ただ、色落ちするかも知れないと思い、洗濯機に入れる前に、シンクで予備洗いをしました。
これは、実行して正解で、多少色落ちしますので、最初に洗う場合は気をつけて下さい。
さて、編図を投稿するかどうか迷っていましたが、載せる事にしました。
しかしながら、但書きが必要な編図ですので、その点も理解された上で、ご利用下さい。
では、但書きから始めます。
*編地について
編地は、細編畝編で編んでいますので、上下に伸びやすく、ゲージが不安定ですし、
長く着ているうちに、丈が伸びてしまう可能性が考えられます。
ですので、厚い編地で暖かいですが、
もし伸びてしまえば、編地が薄くなり、暖かさも最初に比べると減少してしまいます。
*ゲージとサイズについて
ゲージは、下の編図にある数値を元に計算していますが、
途中で(後身頃の減目を始める前に)確かめなかった為、実際の仕上がり丈は、長くなっています。
ですので、前立ての寸法をだけは、記載のゲージではなく、実際の寸法を測ったものになっています。
そして、袖のゲージだけが違うのは、伸びるのを想定内に入れた為です。
*ポケットの位置について
もう少し外側に配置した方が見栄えが良いかと思います。
一方、胸の直ぐ下に配置したのは、中の物が外に出にくくする為のデザインです。
例えば、胸の位置だと、前屈みになった時に中の物が出てしまうし、
逆に下の位置だと、お手洗いの際など、裾を上げた時に中の物が出てしまう可能性があります。
*かぎ針初心者ですので、増減目の方法については、これが正しいのかどうか不明ですが、
それなりに仕上っています。
今、思いつくのは以上です。
では、編図は次の通りです。
編み方は、編図の下に記します。
編み方
*後身頃から編みます。
作り目は、8号針で鎖編みをし、1段目以降は、6号針で細編畝編で編みます。
*袖ぐりの減目に入るまでに、幅/丈を計り、必要ならば、ゲージの調整を行います。
*袖ぐりの減目を行い、暫く平らに編み、増目を行います。
*片下リ、衿ぐりの減目を同時に行います。
*前身頃を編みます。
作り目は、8号針で鎖編みをし、1段目以降は、6号針で細編畝編で編みます。
*56段編み、57段目にポケットの穴を編みます。
6目編んだ後、8号針に替えて、鎖編みを26目編み、6号針に替えて、33目目から細編畝編を編みます。
58段目は、26目編んだ後、鎖編みの鎖の向こう側半目をすくって編みます。
*袖ぐりの減らし目を行い、暫く平らに編み、衿ぐりの減目と袖ぐりの増目と片下リの減目を同時に行います。
*ポケットの中側を編みます。
鎖編みの部分から、26目拾い目をし、30段編んで糸を切る。
*ポケット口を編み、縫い付けます。
休目から26目拾い、6段編み、縫い付ける長さの4倍の長さの糸を残し、糸を切り、縫い付けます。
(ポケット口の一番上は特にしっかりと縫い付けます。外側にひびかないように気をつけて縫い付けます。)
*もう一方の前身頃を編みます。
*肩をはぎます。
身頃を中表に合わせ、5号針で引抜きはぎで繋げます。
*試しに羽織ってみて、衿ぐりの感じや、袖ぐり、丈、身幅などを確認する。
*身頃の脇を針ですくいとじします。
強付きますが、身頃が伸びるのを防いでくれます。
平らに仕上げたい場合は、巻きかがりをします。
*衿ぐりを編みます。6号針使用。
片方の前身頃から23目、後身頃から8目+18目+8目、もう一方の身頃から23目を拾って、
細編畝編で9段編みます。
*再度試着して確認します。
*裾を編みます。
*前立てを編みます。
左右同じ編地なる様に気をつけて、角が丸くなる様に減目を施します。
右側に来る前立てに、ボタン穴をあけます。
*前立てを身頃に、巻かがりで付けます。
(合い印を段数リング等を使って付けて作業すると綺麗に付きます。)
*袖を編みます。
*袖が編み上がったら、袖下をすくいとじ/巻かがりで繋げます。
*袖口を編みます。
*袖を身頃に付けます。
身頃を中表、袖を外表にして、巻かがりで付けます。
(身頃側が伸びて付けにくいので、合い印を段数リング等を使って付けて作業すると綺麗に付きます。)
*洗濯をし、乾いたら、ボタンを付けて出来上がり。
但書きがある作品ですが、袖があるので暖かく、ポケットも付いていて便利なベストです。
今度編む時は、鹿の子編みなど、違った編み方で編む予定です。
その時は、但書き無く編図を投稿出来ると良いです。
では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と言い切りました。)
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