こんにちは
今回は八代の名庭園「松濱軒」を紹介します。松濱軒は、八代城主三代松井直之公が元禄元年に生母のために御茶屋として建てたもので、球磨川の水を引く素晴らしい庭園が有名です。
昭和になっても天皇皇后両陛下の行幸啓を仰ぐなど、今でも名庭園の誉れの高い西国旧藩主別邸三名園の一つ。
松濱軒には、隣接した駐車場がありませんが、道を隔てて図書館の隣に無料駐車場が準備されていますので、そちらを利用して下さい。
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駐車場には公衆トイレがありますが、多目的トイレはありません。そのかわり隣接している図書館のトイレを利用できるようになっています。案内の看板もありますので、安心して利用して下さい。
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さて、駐車場に車を置いて、道を渡ると松濱軒です。入口から受付までの20m程度の間が深い砂利になっているので、キャスターが小さな車いすのユーザーはちょっと苦労するかもしれません。ただ、距離が短いので介助者が同行しているなら大丈夫でしょう。
受付のある建物は、松井家歴代の文化財が展示してあり、2月からは珍しい天保雛(天保11年(1840)製)も見ることができます。入り口に段差がありますが、介助者同行であれば気にならないレベルです。こちらも是非観覧してください。
取材当日は素晴らしい秋晴れ。木漏れ日の中を庭園の歩道を散策しました。
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気になる歩道の足元ですが、未舗装ながら固く締まった路面です。僕の車いすの小さなキャスターでもまったく問題ありません。安心して楽しんでください。
庭園の遊歩道は本来園内を一周できるようになっていますが、途中が一部階段ですので、U字型に移動するといいでしょう。
まずは、庭園の側から松濱軒を望む方へ行ってみました。
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池を挟んで、風情のある御茶屋を眺めます。池にはちょうど睡蓮が咲いており、美しい秋空と相まってため息の出るような景色でした。
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睡蓮は、午前中しか花を開かないので、貴重な瞬間に出会うことができたのは幸いです。清浄で高貴。この庭園にはぴったりですね。
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今度は御茶屋から庭園を眺めます。御茶屋は普段は一般に公開されていません。花菖蒲の咲く6月に御茶会が開かれるときに、公開されるとのことですので、その頃に足を運ぶといいかもしれませんね。
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当時は、遠く雲仙から阿蘇の山々を借景にして四方を見渡すことができたそうで、背景を活かした庭造りをされています。
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庭園の池には、コイや亀なども、伸び伸びと暮らしています。
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えさをやれるようになっているせいか、人影に近寄ってきました。水の美しさが際立ちますね。
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風情のある木造建築。瓦は明治になって葺かれたそうです。御茶会が開かれると着物姿の女性がよく映えるとのこと。着物が似合う建物です。
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お茶会のときにはここにも緋毛氈がひかれるのでしょう。きっと美しいと思います。今日は大川さんがちょこんと座ってパチリ。
緑まぶしい楓を通る日の光が、美しいですね。日本庭園ならではの楽しみだと思います。
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松濱軒は、多少の段差や砂利がありますが、介助者が同行すれば十分楽しむことができます。八代の歴史を身近に感じることのできる美しい場所ですので、隣接する博物館などといっしょに観光すると充実した時間になりそうです。
歴史のある観光地は事前に資料を読んでおくと楽しみが倍増しますから、出かける前にそんな準備をしてみるのもおススメしますよ。
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今回は八代の名庭園「松濱軒」を紹介します。松濱軒は、八代城主三代松井直之公が元禄元年に生母のために御茶屋として建てたもので、球磨川の水を引く素晴らしい庭園が有名です。
昭和になっても天皇皇后両陛下の行幸啓を仰ぐなど、今でも名庭園の誉れの高い西国旧藩主別邸三名園の一つ。
松濱軒には、隣接した駐車場がありませんが、道を隔てて図書館の隣に無料駐車場が準備されていますので、そちらを利用して下さい。
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駐車場には公衆トイレがありますが、多目的トイレはありません。そのかわり隣接している図書館のトイレを利用できるようになっています。案内の看板もありますので、安心して利用して下さい。
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さて、駐車場に車を置いて、道を渡ると松濱軒です。入口から受付までの20m程度の間が深い砂利になっているので、キャスターが小さな車いすのユーザーはちょっと苦労するかもしれません。ただ、距離が短いので介助者が同行しているなら大丈夫でしょう。
受付のある建物は、松井家歴代の文化財が展示してあり、2月からは珍しい天保雛(天保11年(1840)製)も見ることができます。入り口に段差がありますが、介助者同行であれば気にならないレベルです。こちらも是非観覧してください。
取材当日は素晴らしい秋晴れ。木漏れ日の中を庭園の歩道を散策しました。
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気になる歩道の足元ですが、未舗装ながら固く締まった路面です。僕の車いすの小さなキャスターでもまったく問題ありません。安心して楽しんでください。
庭園の遊歩道は本来園内を一周できるようになっていますが、途中が一部階段ですので、U字型に移動するといいでしょう。
まずは、庭園の側から松濱軒を望む方へ行ってみました。
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池を挟んで、風情のある御茶屋を眺めます。池にはちょうど睡蓮が咲いており、美しい秋空と相まってため息の出るような景色でした。
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睡蓮は、午前中しか花を開かないので、貴重な瞬間に出会うことができたのは幸いです。清浄で高貴。この庭園にはぴったりですね。
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今度は御茶屋から庭園を眺めます。御茶屋は普段は一般に公開されていません。花菖蒲の咲く6月に御茶会が開かれるときに、公開されるとのことですので、その頃に足を運ぶといいかもしれませんね。
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当時は、遠く雲仙から阿蘇の山々を借景にして四方を見渡すことができたそうで、背景を活かした庭造りをされています。
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庭園の池には、コイや亀なども、伸び伸びと暮らしています。
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えさをやれるようになっているせいか、人影に近寄ってきました。水の美しさが際立ちますね。
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風情のある木造建築。瓦は明治になって葺かれたそうです。御茶会が開かれると着物姿の女性がよく映えるとのこと。着物が似合う建物です。
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お茶会のときにはここにも緋毛氈がひかれるのでしょう。きっと美しいと思います。今日は大川さんがちょこんと座ってパチリ。
緑まぶしい楓を通る日の光が、美しいですね。日本庭園ならではの楽しみだと思います。
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松濱軒は、多少の段差や砂利がありますが、介助者が同行すれば十分楽しむことができます。八代の歴史を身近に感じることのできる美しい場所ですので、隣接する博物館などといっしょに観光すると充実した時間になりそうです。
歴史のある観光地は事前に資料を読んでおくと楽しみが倍増しますから、出かける前にそんな準備をしてみるのもおススメしますよ。
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