杖尺八を楽しむ
散歩に行く時に杖があると助かります。杖が尺八を兼ねていればどこでも尺八が楽しめます。
天気の良い日は朝の散歩の社で小諸馬子唄など5曲程奉納するのが日課です。
近くの方で尺八を作られる方がおり、老人ホーム等へボランテイアで寄付されていました。
私は尺八の普及を担当させていただき全国に20本程売って差し上げましたが調律は私が担当しました。
1.構造
普通の乾燥した竹の杖に尺八を仕込んだものです。通常は1尺8寸の1本物ですが、1本の杖に
1尺8寸と1尺6寸の2本を仕込む事も出来ます。
構造は竹の節を無くし、歌口を保護する部分と尺八本体、尺八の寸法を確定する空気孔、設置面のゴムからなります。
2.外観
①1本物
全体表
歌口保護部を外し、裏面
5孔と寸法を決める空気孔2ケが判ります
②2本物(1尺8寸と1尺6寸)
表
1尺8寸と1尺6寸の2本に分解した所
3.概略設計図
全体の寸法は正規のものに近いと考えて良いです。
穴の位置は若干異なり、正規の孔の位置に小さい孔を空け、少しづつ調律しながら大きな孔に空けて行きます。
老夫婦の食卓(スライドテーブル)
Slide table of the old couple
①老夫婦は座卓よりは椅子テーブル便利です。
②テーブル全体が手前にスライドすれば食事は、老夫婦にとっては楽です。
そこで従来のテーブルに加えてテーブル全体が手前にスライドするテーブル上に乗せる方法で解決しました。
思いの他軽くスライドし便利です。又、テーブル本体との間隙に新聞やリモコン等を置け便利です。
1.全体俯瞰
手前から(リビングで奥にテレビが見えます) 背面から(クリップ状況が判ります)
2.スライド状況(イスとテーブルの間隔)
椅子は年寄りに優しいリクライニング可能な回転椅子で結構重いです。
上のテーブルを軽く引く事で手前にスライドします。
スライド前 スライド後
3.スライド機構
①カーテンレールとそのコマを使用します。(旧家の廃材を利用しました)
②左図の左は普通の使用法でコマにカーテンのフックをかけます。
③中図はフック部の部材を外しコマにネジを入れたところ。
⓸右図はスライドレールにコマを挿入した状態でスライドテーブルの裏面の所定の位置に固定します。
4.概略設計図
スライドテーブルは手前に体重を懸けるとハネ上がるので本来は、スライド取り付け台をテーブルに
固定すりば良いのですが、避け背面側にテーブル本体とスライドテーブルクリップ止めとしてあります。
新規に求めた材料はスライドテーブルでテーブルクロスとカバーで、テーブル材は安物を店で所定の
寸法に裁断しました。それ以外の材料は全て廃材です。
このような最初からスライドを前提とした商品が在っても良いのではと思います。
透明水彩の楽しみ
Pleasure of the transparent picture in watercolors
社会人ではサークルのメンバーに支えられ、現在は高齢者のサークルの講師として
透明水彩を続けてきました。プレバトの絵の放送番組は、勉強にもなり楽しみに見ています。
最近の作品ですが、海の表現では質感何回を出すのに何回も塗り重ねます。