Pianta Natante(工房浮草)の日記

オリジナルアクセサリーを作ったり売ったりする
作家ひとりのお店での
日々の出来事を徒然と...

ブログをついに…

2021-02-17 | 作者のつぶやき
今日は「ブログ開設から5725日」だそうです!!(節目でもゾロ目でもなんでもないけどw)
みなさんそうだと思うんだけど、
SNSに気軽に毎日、写真とか、気分とかUPできるようになって、
「ブログ」って必要?!って。

数年前からそう思っては、
自分なりの必要性を見つけ…てきたんだけど、

あえて、ナシにしたらどう変わるの?
ってことにチャレンジしてみようと。

以下、工房浮草とその店主のSNSです。
店は続いています。
店主も生きています!
そちらで情報を公開しています。
こちらのブログも「やっぱり必要!!」って気づけたら再開します。

instagram https://www.instagram.com/kobo_ukikusa/
facebook https://www.facebook.com/silver.ukikusa
twitter https://twitter.com/uki_kusa
online shop #minne https://minne.com/@koboukikusa
online shop #creema https://www.creema.jp/c/silver_ukikusa/item/onsale

画像は、店主の宝物「コウモリラン」(ビカクシダ)
冬の間は、店では生きられないので自宅に避難中。
2005年の最初の投稿の「富士右衛門三朗」ではなく、
「akatsuki48」と名付けた子です。

糸魚川ヒスイって

2020-11-13 | 作者のつぶやき

1つは、本物のヒスイ。
1つは、キツネ石って言って、「似ていて化かされるから」だって。

定休日、久しぶりに夫婦プラス2匹の犬たちでお出かけ。
第一の目的地は、新潟県糸魚川。


雲に隠れてるけど、なんとなく上部が雪で白くなってる白馬を抜けて

車で3時間ほど、まずは糸魚川市のヒスイ海岸へ。
この日の海は、波が2mほどの高さ、ちょい荒れぎみ。
拾いなれた感じのオジサマ方数人がウロウロ。
その中に完璧素人な夫婦と犬もウロウロ。
旦那さんは、早々に長靴浸水して・・・


40分程度の捜索で、なんと1個ホンモノのヒスイ〜!!でも、
実は私ではなく、おともに来てくれた地元のプロの石加工職人さんが見つけてくれました(笑)
私が拾うものはことごとく「あっそれも違いますね。。。」その場で鑑定していただけるという、ある意味、贅沢な!


とはいえ、一応日本海に来たぜ〜っの記念写真。
なんのこっちゃかわかってない、ハカセ。


その後、糸魚川駅直結のヒスイ王国館を視察。
そして、職人さんの工房ヘもおじゃまさせてもらい、打合せなど。
石を磨いたことも切ったこともない私は、道具や機械、加工途中の石など、
気になるものがいっぱいでした。

今年の夏頃から、ふとしたきっかけで始まった糸魚川ひすいのシルバーアクセサリー制作。
熱心なヒスイハンターのお客様が繋いでくださったご縁で、ワクワクできる仕事をいただけるようになって。

工房をおいとました後、フォッサマグナミュージアムへ。
この手の展示館に入るとなかなか出てこれない、実はこういうの大好き夫婦です。
学生時代は、歴史も科学も苦手だったけど、覚えなきゃいけない!!っていうプレッシャーがなければ、
「知ること」は楽しい♪
フォッサマグナってなんじゃ?ってことも今回はじめて理解しました(笑)
そしてとにかく、糸魚川ひすいの展示が大量〜、すごぉーい!
こんなの見つけたぁ〜い!

すっかりお昼どきを逃すくらいに堪能してきました。

佐久平から新幹線に乗れば1時間で行けちゃう糸魚川。
「大地のロマン」好きな方にオススメです。

いつも見てる

2020-09-28 | 作者のつぶやき


工房浮草は、十字路の一角にある。
北と東の壁は、ほとんどガラス。
ガラスの向こうには、歩道、その向こうが道路。

あまり歩行者は多くないけど、歩いてる人は、
なんとなく横目で店内を伺っていったり、
業務内容が書かれた看板見ながら、ちらっと目線を上げてみたり、
ガラスに写ってる自分を見ながら、前髪を気にしたり。。。


車は信号が変わるたびに、止まり、また発進して、
目の前の景色が常に動いてる。

最初ここに来たときは、
落ちつかないかなぁ、窮屈な感じかなぁ?
って思ってたけど、
15年近く居てみたら、そんなのすっかり気にならなくて、
むしろ、ずっと外が見えてることはいろいろ心地良い。

朝どんよりだった空が晴れてきたり、
毎日少しずつ日が暮れるのが早くなったり、
好きな色の車が通って、アレなんだろう?って思ったり。

趣味の植木たちにとっても自然光がありがたい!


きっとこの場所だから、
毎日通ってきて、作業して、
人が訪ねてこない日も、孤独を感じず(笑)
居られてるのかもしれないね。



日が暮れたら外からはこんな感じに。


しばらくは【完全予約制】

2020-04-10 | 作者のつぶやき


一時休業するか、営業するか、悩んでいた。

【新型コロナ感染拡大予防対策】
長野県は、現段階では「緊急事態宣言」の対象都市ではない…
「休む」は大げさかな?

でも正直、工房浮草に訪れる人は、先週に比べたら減ってる。
だって、ここに来る理由って、大抵の人は「不要不急」だもの、きっと。

ただし、店主はここに要(用)がある。
こんな時でも、こんな時だから、
制作にはげみたい!

店舗兼工房だから、交差点の角だから
中に人がいて電気がついてりゃ、
そりゃ、入ってみようかなぁって思う人もいるよね、
でも、「外出を自粛しましょう!」に賛成だからさ、私は。
「CLOSED」って看板出しておくかなぁ?

店主はここに車で来て、
寄り道しないでそのまま帰るからね。
許しておくれよ…

でも、中には
「結婚式を夏に予定してる。マリッジリングを作ってほしいよ〜」
って方もいるかもしれないし、ね。
それは、早めにご相談いただかないと、
間に合わなくなっちゃう。

ってわけで、出した結論は、
すべての業務を【完全予約制】に。
修理の依頼も、受取も。
ご面倒ですみません。
ただ、今後の事態によっては、時短営業も視野に入れてます。
「せっかく来たのに、やってないじゃない!」は避けたいので。
TEL 0267-68-4746

電話の転送サービスにも加入した。
これ(ボイスワープ)契約するのは、店に車突っ込んで休んでた6年前以来だなぁ…

* * *
もうひとつ、悩んでいた。
オンラインショップで今、当店の商品を買い物してもらうことは、正義なのか?

「おうち時間」「おうちで過ごそう」だから、ネットで買い物はありだよね!
食品、日用品、助かります。ありがとぉ〜!!
でも、アクセサリーはさぁ〜、
って作ってる自分が言うのもなんだけど、
「お出かけするときに使いたい!」ものじゃないかなぁ。
ならば今は、「不要不急」かも…
その配送のために、働いてくれている人たちがいるから、
いいのかなぁ〜って。

でね、ひとつの転機が先日、minne(オンラインショップ)でお買い物してくれた方から、
「自分の癒やしのために購入」ってメッセージをいただいたんだ。
そうかぁ、アクセサリーって、
着飾る、見せびらかす(イヤミな意味でなく、ね)だけじゃないんだね。
こんなときだからこその「よりどころ」となれるモノならば!!

制作と同様に
商品の撮影やオンラインショップの掲載作業も出荷準備も
すべてここで、最少人員で行っております。
ちょっとずつ、新作もUPしようかなぁ。

オンラインショップ・ミンネのUKI-KUSA ギャラリー
https://minne.com/@koboukikusa
こちらに掲載間に合ってない商品も
Instagramなどで見かけて気になったら、お問合せくださいませ。


今回、タイトルに使った画像の子たち【little_bird】
シルバーメインの小ぶりなペンダントです。
この子達の誕生秘話もまた、書きたいなぁ…
(【little_bird】は現在まだ、mineにUPされてません)

みんな安全におすごしくださいね、
そしてまた、ふらりと遊びに来てもらえるお店になったら、
会いに来てね。

作ること、手を動かすということ

2020-03-06 | 作者のつぶやき
先日、休業日に自宅で数年ぶりに作陶をした。

店主は大学で陶芸サークルに所属し、
わりと熱心に作ってた時もあった。

今は母が、地域のサークル活動で陶芸をしている。
本を参考にやってみた技法が、
どうも上手くいかないらしい。
「じゃぁ、いっしょにやってみよう!」

といった感じで、
半分手伝いの土いじりだったけど、
すこぶる楽しい!
途中、失敗の気配がしてきたときも
あきらめず、何とか完成させたけど…



結局、皿は数時間後、乾燥の途中で
ヒビが入ってしまった。

残念だったけど、それ以上に
・何がいけなかったのか?
・次はどうすれば、失敗しないのか?
・今回チャレンジした技法をいかして、 次はこんなのも作りたいなぁ…

すっかり頭は陶芸モードに。
でもね、また作陶できる時間はいつになることやら!?

こんなに気楽に没頭しているのは、
仕事じゃないからなのか?

いやぁ、そもそも
【何かを作って形にすること】
が好きなんだな、私は。

先日まで、店の新しいフライヤーを制作していた時も
より良くするには〜と頭がフル回転!
ただ所詮シロウト、
片面だけでTake10は直し入れたと思う(笑)
それでも何とか印刷屋さんに入稿して、
仕上がってくる日が待ち遠しい。

はたまた冬が来るたび、
キュロットスカートに裏地がついてれば、もっと温かいのになぁ〜って思ってて。
ならばと、
裏地用の生地でインナー的キュロットを縫ってみた。
着てみるとなかなか快適で、
すぐにもう1枚作った。
こんなことも楽しい!
用途のあるものを作り、それを使うことが第2の楽しみでもある。

そこにきて、彫金の職人的仕事はどう?
毎日作業、手を動かす仕事。
それだけでも十分楽しいんだけどね…
つい、作業、それだけになっちゃってる時も。

もう少し、想像したり、試行錯誤しながら制作したいなぁ〜

形を閃いてから、何日もデザインを頭の中で転がしたり、
制作手順を考えたり、
作り始めてからも、
想定外なことがおきて、それを克服したり…
やっとできあがったそのアクセサリーが
誰かに気に入られ、
ずっと大切にしてもらえるような出会いをはたしたり。

そんなワクワクをもう少し感じながら仕事しなきゃね、
続かないよ!

なんて、自分確認