馬ふるる

カテドラルが引退

先週の金曜、カテドラルの引退のアナウンスがありました。

先々週の京成杯AHがラストラン。8着と健闘していたとはいえ、やはり年齢的な脚力の衰えがありましたし、得意の夏場を過ぎて、しばらくは適当な番組もなかっただけに仕方ありませんし、薄々覚悟はしていました。

それでもついに来たか...という思いです。

カテドラルはキャロット入会2年目の最優先で出資した馬。やはり思い入れが違います。

2歳の7月に中京でデビューして8歳の9月まで37戦。4歳の春シーズンに頓挫で5ヶ月の休養はありましたが、それ以外は2ヶ月に1走をベースにコンスタントに走り続けてくれました。

2021年は京成杯AHを勝ち重賞ウィナーに。

それよりも常に人気にならず穴で差し込んできての重賞2着の実に多かったこと。はっきり言って、どのタイミングで穴を開けるか出資者でも読めませんでした(笑)

競馬場での現地観戦は東スポ杯2歳S(11着)に京成杯(11着)、京成杯AH(1着)、ダービー卿CT(6歳時、9着)の4度。現地に行くと大敗してしまうので3歳春以降は験担ぎでテレビ観戦のみにしていましたが、優勝した5歳秋の京成杯AHだけは「勝ちそうな気がする」と仕事を休みにしてもらい中山まで出向いたんです。

その直感は正しかった!\(^o^)/

初めて出資馬の重賞勝ちを現地観戦できたのはいい思い出です。当時はコロナ禍で指定席も2人掛けの隣席が空いていたとき。場内ではレース中に声を出さないようにという案内があったのですが、このときばかりはさすがに絶叫してしまったのもいい思い出です(笑)

そして単勝とワイドこそ手にしていたものの、3連複と3連単が2着のコントラチェック抜けで取り逃す失態をやらかした日でもありました(^-^;

まあ、3着に来たNHKマイルCでも2着のケイデンスコールを3連複の相手に入れておらず9万円馬券を取り逃したりしていますから、レース後にモヤモヤした気分になりがちな馬でした。

7歳時の昨年は何度かダートを使いましたが結果が出ずに再び芝路線へ。どこかで掲示板でもあれば南関東に転籍の目があったのでしょうが、その線も消えたことでJRA所属のままで完全燃焼となりました。

一口馬主と言えば回収率がどうだったかが気になるところ。私は細かな収支はつけていないのですが、獲得賞金の7割程度が分配金と考えると回収率は400%以上。何と馬代金ベースだけなら入会から3年間で出資した8頭分を全てカバーしてしまっています。カテドラル以外の7頭は全て未勝利引退で大赤字。一口のモチヘーション的にも経済的にもカテドラルにはものすごーく助けられました(*^^*)

また職場でもカテドラルが走っていたよね、とかお店の従業員やお客さんに言われるくらいで、周りににいる方からも応援してもらっていました。

ほんと書いていても話が尽きないほどの功労馬ですから、引退後の行き先はどうなるか案じておりました。

すると、、

乗馬としての行き先は石川県珠洲市の珠洲ホースパークでした!!

ここは角居さんが運営する引退後のけい養施設で、これ以上ない行き先です。

珠洲はまだ能登半島地震からの復興途中ですし、あの辺りは車移動がメインだから運転免許のない私にはハードル高めなのですが、どこかのタイミングで会いに行けるものなら行きたいですね。


1歳秋に出資が決まってから7年間、長きにわたり楽しませてくれて感謝しかありません。

ありがとう、そしてお疲れさまでした。

コメント一覧

umafururu
まさるさん、こんにちは。
カテドラルは引っ掛かるほどに前進気勢の強い馬でしたが、それが走るのを止めたりと馬場入場で反抗したりとレースを嫌がる面が出てきたいたそうですから、この後の適鞍が当面ないことを鑑みると引き際としてはここかなという気がしています。
確かに珠洲ホースバークの空き馬房は考えられますよね。角居さんは開業当初からお世話になっていて、調教師としての腕もさることながら人格者でもあり、人を育てる点でも競馬界に功績を残してくれました。そんな方の功労馬施設ですから、珠洲に決まりすごく嬉しかったです。

2021年のマイルCSは確か、、ダノンザキッドから買ってました(笑)
だってあの年の豪華メンバーではハンデG3をようやく勝った馬は太刀打ちできないっしょと冷静になってカテドラルは応援馬券に毛が生えた程度に留めてました。
出資馬が出ていたから贔屓目になってしまう部分はあるのでしょうが、2019~2022年あたりのマイル路線は間違いなく日本の黄金期でしょう。

あのアーモンドアイを負かしたインディチャンプ、そのインディチャンプを負かすグランアレグリア。あれだけ強いシュネルマイスターやサリオスが安田記念やマイルCSで跳ね返されるって、どんな時代だよって。
その証拠の一端として決してその時代のトップ扱いされていなかったアドマイヤマーズが香港マイルを勝ち、種牡馬としても上々のスタートを切っています。
インディチャンプ産駒の人気ぶりも、多くの競馬ファンがあの時代はレベルの高いと認識しているからでしょう。
今から思うとサートゥルナーリアがマイル路線に矛先を変えていたら、どこまで通用していたのか見てみたかったですね。さらにカオスになったのは間違いなかったでしょう(笑)
サリオスは出資されていたまさるさんには遠く及びませんが、コントレイル派かサリオス派かと言われたら即答でのサリオス派でした!
カテドラルもかかったハーツクライ産駒特有の3歳秋~4歳秋の伸び悩み病のせいで成績的な印象が悪くなってしまっていますが、スワーヴリチャードの成功もありハーツ系は父系に必ず残るはずで応援してます。
個人的には兄持ちの巨漢馬キープスマイリングが引退したらサリオスを種付けしてもらって、軽種馬の壁を打ち破ってほしいです!(笑)
まさる
カテドラル引退ですか。残念ですね。
確かに全盛期の走りを求めるのは難しかったのかもしれませんが、京成杯AHを見ていても、展開一つでまだやれそうな雰囲気もあったので、あと半年くらいは頑張れるかなと思って楽しみにしていたのです。


この馬が思い出に残っているのは私が一生忘れない思い出の2021年のマイルCSです。
あの時、出資馬3頭が同レースに出ており、現地で祈るような気持ちで見ていたレースです。
あの時のカテドラル。私、直前で3連単買い足したんですよ。
2020年のマイルCSも良い脚で追い込んできていたので。このコース得意だぞって。
脚質的に難しいかなと思いつつもこの馬の差し脚は侮れない。
うまく中段辺りに付けられたら紛れたら2・3はあるか?と思ったのです。
レースは確か出遅れたと思います。最後方のレインボーフラッグも注目していましたので一緒に走っていたカテドラルもしっかりと視界に入っていました。
最後の鋭い脚はもちろん健在でしたがあの位置取りでは・・・。
それでも良く追い込んできていましたね。

当時、アビラの子供はG1を取ると言われていて非常に評価の高かった牝馬でしたね。
ハーツクライらしいと言うか良い成長力を見せてくれた馬でした。

この馬の引退はとても残念に感じています。言ってみれば、ともに走ってきた戦友のような感覚でしょうか。
出資馬ではありませんでしたが、たくさんのレースでこの馬と愛馬が走って競いました。


良いところで余生が過ごせそうで本当に良かったですね。
ひょっとしたら空き枠が出来たので急遽のタイミングで引退となったのかもしれません(この時期の引退は少し不自然)。
引退もタイミング次第で、その後の行き先が変わるようです。
元気に長生きしてもらいたいものですね。

角居調教師は私も大好きな調教師でこの厩舎の馬欲しさのために東サラに入会したものでした。角居さんの今の活動をつづる「馬をたすけ人をたすけ」と言う本、実は先日買ったんです。
まだ読んでいない本が15冊くらいあるのでもう少し先になりそうですが、カテドラルの事も思い出しつつ、楽しみに読みたいと思います。

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