ヘデントール頑張りました

先週は出資馬の結果はともかく馬券的には散々でした。

土曜はイマージョン（7着）の新馬戦にぶっ込んで砕け散ったことでメンタルも懐も多大なダメージを負ってしまい、立ち直れぬまま傷口を広げて終了。滅多にないのですが最後は気持ちが切れたまま投げやりで馬券を買ってました。

日曜はヴィジブルライト（2着）の馬単で裏目を買ってない馬に勝たれてしまいハズレ、アートレスマインド（2着）は馬単的中もトリガミ。菊花賞のヘデントール（2着）は馬単とワイドが的中するも、最後にコスモキュランダ軸の馬券を追加購入してしまいトータルでトリガミってました。

もう馬券を辞めた方がいいレベルですわ(笑)

さて、本題のレース結果です。

土曜

イマージョン 7着

パンデアスカル 6着

日曜

ヴィジブルライト 2着

アートレスマインド 2着

ヘデントール 2着

イマージョンはスタートは出たものの二の脚が鈍く後方まで下がってしまい、直線で内を伸びてきたものの見せ場を作るまでには至りませんでした。

508kgと予想外に馬体重があり幾らか重かったのと初戦で戸惑ったことが原因かなと思うのですが、もしかすると芝よりダート向きなのかもと思いが過りました。

ロードカナロア産駒のデビュー戦っぽい負け方なので、まだ出来てないと割りきるしかないですね。使いながら成績が上がっていくことを期待しています。

パンデアスカルは中団やや前からのレースになり、直線は伸びずバテずでしたが、休み明けと最近の成績を踏まえれば悪くはない内容でした。

上位数頭以外はかなりビミョーなメンバー構成でしたので、ここで6着だから次は掲示板だ馬券圏内だと言いづらいし、ワンパンチ足りない点を条件やレース運びのどこでカバーするのか光が見出だせてません。次は1200m戦も視野に入れているそうで色々と試すことには賛成です。

兄は1200mで弟（ヘデントール）が3000mに適性が高かったら、それはそれで面白いですね(笑)

日曜は結果的に3頭揃って2着と涙を飲みました。

ヴィジブルライトはスタートこそ上手くはありませんでしたが、早めにリカバリーして5番手。直線は先に抜け出した勝ち馬を捉えにかかったもののモタれたのか内に入ってしまい追い詰めた切れずにゴールとなってしまいました。

2戦目で変わり身を見せてくれたのは収穫でしたが、人気馬が失速していく絶好の展開だっただけに正直勝ちきりたかったですね。

幼さを残しながら結果が伴ってきた点は心強く、近いうちにチャンスは来そうです。

ヴィジブルライト以上に悔しかったのがアートレスマインドでした。

逃げ馬をピタリとマークする形で2番手につけ、4コーナーを回るところで楽に交わし去り一旦は先頭に立ったのですが、勝ち馬だけが手応えよく追いかけてきて直線は併せ馬。しぶとく抵抗していったものの最後は相手の地力に押しきられてしまいました。

勝ち馬が強かったのは間違いありませんが、今回は吉村騎手も減量の恩恵を活かしつつソツなく乗ってくれまして、勝ち馬さえいなければ...という内容でした。

3kg減と恵まれたメンバーゆえ、3着馬との8馬身差は鵜呑みには出来ませんが、一戦毎に良化しているのですぐに順番は回ってきそうです。

アートレスマインドのレースでの勝ち馬のヤネにはルメール騎手が。そして菊の大舞台での勝ち馬の鞍上にもまたルメールがいました。

ヘデントールはいつも通りの出負けから後方待機の作戦に。早めの追い上げはせずに2周目の3コーナーから進出していく戦法を取り、直線では前との差がまだあったものの残り100mを切ってから脚を伸ばして2番手に上がったところでゴールとなりました。

勝ったアーバンシックには及びませんでしたが、長距離輸送に初の京都コース、3000mの距離、そして同世代の強敵相手と幾つものハードルがありながらも、最後までしぶとい走りをしてくれました。

特にパドックの気配が抜群で、ここまでの状態に仕上げてくださった厩舎スタッフを始め陣営には感謝の思いで一杯です。

そして初騎乗ながらも現状の力を引き出してくれた戸崎騎手にも感謝。個人的には乗り方に文句はありません。

早めに動いていたらゴチャゴチャした展開に巻き込まれるだけでしたし、最後は持久力勝負になったからこそ2着まで届いたという印象でしたから、アーバンシックが出ている限り今回はこれが最良の結果だったのではないでしょうか。

とはいえ悔しさはあります。この借りは来年晴らしたいものです。案外奥手そうで伸び悩みもあるルーラーシップ産駒だけに不安も無きにしもあらずですが、上手に成長を促し木村師の思い描く完成形に導いてほしいものです。

たぶん年内はこれが最後でしょうが、来年まずは重賞を勝つところから果たしてほしいですね。