きゅうこうバス

色々気になることはあるのですが。。。。


毎度お世話になっている「ＮＴＴレゾナント（株）」こと、
gooさまからメールが来ました。

「夏だ！朝時間応援キャンペーン」

いよいよ、夏本番。
一年の中で、最も日が長いこの季節、いつもよりちょっとだけ早起きして、 朝の時間を楽しんでみるのはいかが
でしょう？

一日のはじめの貴重な時間、その日の予定を立てるにも、一歩先ゆく情報収集にも、 ぜひ”goo ウェブ検索”を活用してみてください。 その際は、いつでもどこでもgooにアクセス可能な”gooスティック” がお勧めです。

朝一番のメールのチェック、今日の天気予報をチェックなど、一日の予定をたてるのに 必要な情報が簡単に調べられて便利です。


更に、AM3：00～AM11：00の間に使えば、豪華賞品が当たるキャンペーンにも参加できます。

検索は２４時間ＯＫなのですね。
ブログの方は、上記ご覧の通り、
今日の午前中は完全にＯＵＴでしたけど。




さて、
今日の中日新聞に
正式に認可されたと載っていたのですが、
発表は２月に既にされていたのですね。


「名古屋観光日急」と「東部名鉄」「西部名鉄」「名鉄観光バス（岐阜名鉄観光）」の合併の話。

というと、
なんだそれだけか、
と言う話になりそうなのですが、
この「日急」という会社が、実は
高速バスというものの歴史に投げかけるほどの
色々を秘めているのです。


遡る事東京オリンピックの頃、
東海道新幹線とともに、
「日本の高速化時代の幕開け」として、
名神高速が開通しました。


名古屋と大阪・神戸を結ぶ日本初の高速道路で
主要都市を結ぶ路線として
高速バスの運行も計画されました。

しかし、多くの業者が勝手に路線を作って運行させることを嫌った運輸省は
国鉄バスと、もう一社会社の計２社で運行されることとしました。
その時出来たのが
名鉄を筆頭に全国３１８社共同出資で出来た会社が
日本急行バスだったのです。

【参考】
・名古屋観光日急 - Wikipedia
・名神高速線/日本急行バス（日急バス）の足跡&全国の路線バス・観光バス
・＃時刻表にみる高速バス時代の開幕


しかし、
名鉄と覇を競っていた大阪近鉄は、
同じく名鉄主導を嫌うグループとともに
「日本高速バス」を立ち上げ、

２社体制を望んだ運輸省の意向を押し切り、
結局、３社体制で名神高速バスが動き出すのです。



この官主導の、数社相乗りの「日本急行」方式は
その後、各地の高速バスで
同様の方式が取られるようになったのでした。
・東名急行バス - Wikipedia（廃止済み）
・東北急行バス
・九州急行バス



しかし、
いい時代は良かったけど、
所詮、高速バス。

新幹線も走れば、
近鉄特急も走る。
自家用車も普及する。


ということで
段々と細々となり、
日本初の高速バスだった日本急行は
完全に名鉄の子会社となった後、
名鉄グループの観光バス会社の「名古屋観光」と合併
「名古屋観光日急」と

おまけ扱いになってしまったのです。。。。

（近鉄グループの「日本高速」もその後近鉄子会社となり、
「名阪近鉄バス」となりましたし）


そして今般の再編で、
その「名古屋観光日急」（略称めいかん）も
吸収される会社として消滅し、
歴史的にも名前が消滅してしまうのでした。。。。。



だからなんだ？
と言われると困るのだけど。。。。。


なんか、ちょっと寂しいなぁ～
と思ったもんで。。。。。








【今日のニコニコ】
あまりマニアックでないもので。
ふつうの上手いです。



・ラジオ体操第一を短調にしてみた【ラジオ大葬 Die 1】