さて、愛知県日進市米野木に存在します、
東名高速道路の東郷パーキングエリアに、「スマートインターチェンジ」を設置しようとする
日進市の話、の3回目です。
ちなみに、前々回と前回はこちら
さて、
・わがまちの話題 日進市スマートIC構想始動 〝地域発展〟の重要ゲートに 東名高速東郷PAに整備計画 利便性向上、企業誘致も期待 :中部経済新聞
専門誌には、17年から掲載されていたのですか!
知りませんでした。
しかも、悲願!だったらしいです。
いままでそんなこと聞いたことが無かったのですが。
・日進市 スマートIC整備 19年度には詳細設計:建通新聞社
パブリックコメントを募集する前ですね。
どんな意見が来ても、
もう造るんだから!
という意思が見えます
日進市の相手の、道路側の担当は
中日本高速道路かと思っていたのですが、そうではなく、
国土交通省名古屋国道事務所だったんですね。
ということは、国道としての整備になるのでしょうか?
日進市としては、日進市のお金で無く、国の予算で周辺の道路も整備しようと計画しているのかもしれません
それに対して
・「日進スマートIC中止を」 地域住民らが反対署名提出:中日新聞
このわたくしめも、
「(1)渋滞解消は一般道や交差点の改良で済む」という意見に大賛成していることは
前々回と前回に書いた通りです。
・東名高速・東郷PA スマートインターチェンジ建設に住民が大反対 “納得できない”と憤るそのワケは(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
わたくしめは、経済的観点から
東郷パーキングエリアにスマートインターチェンジを作ることに
反対をしておりますが、
この記事の方々は、環境面で反対をされています。
この東郷パーキングエリア周辺にお住まいの方に対しては
いの一番に説明会を開くべきだったのでしょうに、
「周りの大店」周辺の大企業には説明をしていても、地元住民には
説明会を開いていなかった様子ですね。
三里塚の時代でもないのに、日進市役所はなんでそんな根回しをちゃんとし無かったのでしょう?
計画が出来てしまえば、あとはみんなが自動的に分かってくれる!
とでも思っていたのでしょうか
この二つは同じニュースではあるのですが、
それぞれ「計画図」が添付されています。
どちらが見やすいかは人に依って違うと思いますが、
こちらを使ってわたくしめの目から見た問題点を
洗いだそうと思います。
①の場所は、現在
「アジア保健研修所」「愛知国際病院」を中心として、老人保健施設や特別養護老人ホームなどが立ち並んでいる場所です。
先ほど住民の方が『2)高速道路に乗り入れるランプウエー予定地には病院、老人福祉施設などがあり、地域住民が建設を合意していない』と要望されていた場所そのものであります。
その真ん中に道路は走っていますが、それほど道幅は広く無く、
どのようなランプウェイになるとしても、周辺の病院・老人保健施設などへセットバックを強要することになるものと思われます。
現在は街中から離れた静かな場所に病院や老人保健施設が立ち並んでいますが、
計画通りにスマートインターチェンジのランプウェイが出来ると、東名高速に接続する大通りとしての頻繁な往来が予想されます。
②の場所、現在の計画では、
東名高速道路をオーバーパスではなく、アンダーパスをする予定になっています。
かといって、現在進行形で大動脈として稼働している東名高速道路ですから、
簡単に新たなトンネルを掘ることはできません。
なので、現在ある東名高速道路高架下を利用することが計画されいます。
高架下といっても、都市高速のような高架道路では無いので、
通り抜けられる穴があるだけです。
これは現在、愛知牧場と併設する南山教会に出入りするための
「唯一といって良い入口」となっています。
この「唯一といって良い入口」をスマートインターチェンジのランプウェイに用いる計画です。
つまり、
愛知牧場と南山教会への侵入が(事実上)出来なくなります。
③の場所は、言わずもがなの「愛知牧場」そのものの場所です。
この写真の道路の左側、現在は愛知牧場の駐車場になっている場所であると思われます。
ということで、愛知牧場のかなりの部分が削られ、現在乗馬している場所に近接することになり、
もう乗馬が出来なくなる可能性があります。
④の場所。
当初の東郷パーキングエリアにスマートインターチェンジを作る計画には、
「東西に走る県道米野木莇生線がいつも渋滞するから、日進市から東名高速道路に入るのが難渋する。
だから、スマートインターチェンジが必要!」って言っていたのに、
その県道の改善計画も無いし、
ランプウェイは県道よりも愛知池湖畔の「周りの大店」周辺の大企業に接続することを最優先にしている様子。
これでは、誰のための計画なのか分かりませんね。
法人税を落としてくれる企業が大切なのは分かりますが、
「そのために住民が犠牲になるのは当たり前!」
というスタンスなのでしょうか?
日進市さん??
東名高速道路の東郷パーキングエリアに、「スマートインターチェンジ」を設置しようとする
日進市の話、の3回目です。
ちなみに、前々回と前回はこちら
さて、
・わがまちの話題 日進市スマートIC構想始動 〝地域発展〟の重要ゲートに 東名高速東郷PAに整備計画 利便性向上、企業誘致も期待 :中部経済新聞
2017年11月4日の記事
尾張東部の日進市でスマートインターチェンジ(IC)設置の機運が高まっている。市が進める市内の東名高速道路東郷パーキングエリア(PA)への整備計画が今夏、国直轄で調査する「準備段階調査」の対象に指定。9月には関係機関が参加して開設に向けた第1回の準備会が開かれた。都市開発が進む同市にとって市内のIC開設は悲願。市民だけでなく、市内に立地する既存企業の利便性向上、さらには新規企業誘致にも後押しになると期待されている。
専門誌には、17年から掲載されていたのですか!
知りませんでした。
しかも、悲願!だったらしいです。
いままでそんなこと聞いたことが無かったのですが。
・日進市 スマートIC整備 19年度には詳細設計:建通新聞社
2019/2/15
【日進】日進市は、東名高速道路東郷パーキングエリア(PA)付近へのスマートインターチェンジ(IC)整備に向けて、2019年度当初予算案に6248万円の事業費を計上した。
パブリックコメントを募集する前ですね。
どんな意見が来ても、
もう造るんだから!
という意思が見えます
【(仮称)東郷スマートインターチェンジ連結許可書伝達式を開催】 国土交通大臣より、東名高速道路と日進市道との連結が許可され、令和元年10月16日(水)に名古屋国道事務所において、連結許可書の伝達を行いました。 #スマートインターチェンジ pic.twitter.com/WfZ0A6mfTq
— 国土交通省 名古屋国道事務所 (@mlit_meikoku) October 29, 2019
日進市の相手の、道路側の担当は
中日本高速道路かと思っていたのですが、そうではなく、
国土交通省名古屋国道事務所だったんですね。
ということは、国道としての整備になるのでしょうか?
日進市としては、日進市のお金で無く、国の予算で周辺の道路も整備しようと計画しているのかもしれません
それに対して
・「日進スマートIC中止を」 地域住民らが反対署名提出:中日新聞
日進市が東名高速道路東郷パーキングエリア(PA)での整備を目指すスマートインターチェンジ(IC)に対し、地域住民らでつくる「東郷PAスマートインター計画の改善を求める会」が二十八日、建設中止を求める要望書と二千七十六筆の反対署名を市役所で近藤裕貴市長に手渡した。赤羽一嘉国土交通相宛ての要望書と反対署名二千四十二筆も、同省名古屋国道事務所の担当者に渡した。
要望書によると、(1)渋滞解消は一般道や交差点の改良で済む(2)高速道路に乗り入れるランプウエー予定地には病院、老人福祉施設などがあり、地域住民が建設を合意していない(3)通行車が増えて大気汚染や環境悪化などの影響がある-といったことから、計画中止を求めるとしている。
要望書を受け取った近藤市長は「しっかりと受け止めさせていただきたい」と話した。同会の共同代表で同市米野木町の原田衛さん(74)は「住民への説明が遅すぎる。市長には現地に来てもらいたい」と訴えた。
スマートICとは、自動料金収受システム(ETC)搭載車のみが利用でき、一般のICに比べて低コストで設置できる。市は、渋滞緩和や防災などの観点から建設計画を進めており、国交省は昨年九月、新規事業化し、同十月に連結許可を行った。
提出後の会見で、自宅の目の前にランプウエーが建設予定の原田さんは「完成すれば家から南側の景色が見えなくなるのに市側からまったく説明がない」と憤った。また、共同代表で同町に住む田中充江さん(77)は、計画に伴う道路拡幅予定地に自宅の庭が掛かる事情を訴え、「人づてに聞いて驚いたし、腹が立った。説明する姿勢が感じられない」と訴えた。
(平木友見子)
このわたくしめも、
「(1)渋滞解消は一般道や交差点の改良で済む」という意見に大賛成していることは
前々回と前回に書いた通りです。
・東名高速・東郷PA スマートインターチェンジ建設に住民が大反対 “納得できない”と憤るそのワケは(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
市と地元住民の意見が対立しています。
日進市が進めている高速道路のスマートIC建設計画に地元の人々が中止を求めているのです。住民が“納得できない”と話すその理由とは?
1月28日午後、愛知県日進市役所の前に立つ市民が掲げた横断幕には、「スマートインターチェンジはいらない」の文字。東名高速「東郷パーキングエリア」に、スマートインターチェンジを作る計画の中止を求め、日進市などに2000人あまりの署名を提出したのです。
「ありがとうございました」(日進市 近藤裕貴市長)
「一言いいですか。その説明がちょっと遅いんじゃないですか。地域住民の方に」(日進市民)
苦笑いを浮かべつつも、地元住民が憤るそのワケは、東名高速「三好インター」から2キロほどの場所にある「東郷パーキングエリア」について。
市の計画では、上り下りそれぞれに一般道へつながる道路をつくり、ETC限定のインターチェンジを設けるというもの。
上りに繋がる道路が敷地内に大きくかかる「愛知牧場」では、車の走行音で馬が驚き乗馬の体験ができなくなるなどデメリットが多すぎるため、計画の改善を求めています。これに対し市は、個別に協議・調整しているといいます。
さらに、下り側の地元住民からは“納得できない”との意見も。
「ここに住んでいる私にとっては、正直言って“ちょっと待ってよ”と」(計画中止を求める 原田衛さん)
原田さんは去年4月、日進市が開いた住民説明会で自宅の目の前に道路ができる計画を初めて知ったといいます。この計画によって、自宅のすぐ前には高速へと繋がる道路が通るというのです。
「いままでの景観は一切望めない。ひょっとしたら太陽の光も家の中にも届かないかも」(計画中止を求める 原田さん)
これまでの景色が一変するという道路。竹を使ってその高さを表してもらうと…
「高速へ上がっていくランプウエイの道路の高さ。この上が道路です」(計画中止を求める 原田さん)
その高さ、4メートル80センチ。
「夏でも2階は夜でもクーラーはいらない。風の通りは完全にここで遮断される」(計画中止を求める 原田さん)
これに加え防音壁などの設備が加われば、高さはさらに増すと説明を受けたといいます。
日常が一変するこうした計画がある一方で、市からは明確な説明が一切無かったといいます。この状況で事業が進むことに納得ができず、原田さんらは計画中止を求めたのです。
「私もよく考えたが、なにひとつメリットはない。基本的には白紙に戻してもらいたい」(計画中止を求める 原田さん)
こうした市民の声に対し、渋滞緩和や周辺企業が高速へアクセスしやすくなるなどのメリットを強調する日進市。
「地権者・関係の方々に誠意を持って説明させていただいて、これからも計画にのっとって事業を進めさせていただきたい」(日進市 近藤市長)
署名を提出した住民らは、来月21日をめどに市に回答を求めているということです。
中京テレビNEWS
わたくしめは、経済的観点から
東郷パーキングエリアにスマートインターチェンジを作ることに
反対をしておりますが、
この記事の方々は、環境面で反対をされています。
この東郷パーキングエリア周辺にお住まいの方に対しては
いの一番に説明会を開くべきだったのでしょうに、
「周りの大店」周辺の大企業には説明をしていても、地元住民には
説明会を開いていなかった様子ですね。
三里塚の時代でもないのに、日進市役所はなんでそんな根回しをちゃんとし無かったのでしょう?
計画が出来てしまえば、あとはみんなが自動的に分かってくれる!
とでも思っていたのでしょうか
この二つは同じニュースではあるのですが、
それぞれ「計画図」が添付されています。
どちらが見やすいかは人に依って違うと思いますが、
こちらを使ってわたくしめの目から見た問題点を
洗いだそうと思います。
①の場所は、現在
「アジア保健研修所」「愛知国際病院」を中心として、老人保健施設や特別養護老人ホームなどが立ち並んでいる場所です。
先ほど住民の方が『2)高速道路に乗り入れるランプウエー予定地には病院、老人福祉施設などがあり、地域住民が建設を合意していない』と要望されていた場所そのものであります。
その真ん中に道路は走っていますが、それほど道幅は広く無く、
どのようなランプウェイになるとしても、周辺の病院・老人保健施設などへセットバックを強要することになるものと思われます。
現在は街中から離れた静かな場所に病院や老人保健施設が立ち並んでいますが、
計画通りにスマートインターチェンジのランプウェイが出来ると、東名高速に接続する大通りとしての頻繁な往来が予想されます。
②の場所、現在の計画では、
東名高速道路をオーバーパスではなく、アンダーパスをする予定になっています。
かといって、現在進行形で大動脈として稼働している東名高速道路ですから、
簡単に新たなトンネルを掘ることはできません。
なので、現在ある東名高速道路高架下を利用することが計画されいます。
高架下といっても、都市高速のような高架道路では無いので、
通り抜けられる穴があるだけです。
これは現在、愛知牧場と併設する南山教会に出入りするための
「唯一といって良い入口」となっています。
この「唯一といって良い入口」をスマートインターチェンジのランプウェイに用いる計画です。
つまり、
愛知牧場と南山教会への侵入が(事実上)出来なくなります。
③の場所は、言わずもがなの「愛知牧場」そのものの場所です。
この写真の道路の左側、現在は愛知牧場の駐車場になっている場所であると思われます。
ということで、愛知牧場のかなりの部分が削られ、現在乗馬している場所に近接することになり、
もう乗馬が出来なくなる可能性があります。
④の場所。
当初の東郷パーキングエリアにスマートインターチェンジを作る計画には、
「東西に走る県道米野木莇生線がいつも渋滞するから、日進市から東名高速道路に入るのが難渋する。
だから、スマートインターチェンジが必要!」って言っていたのに、
その県道の改善計画も無いし、
ランプウェイは県道よりも愛知池湖畔の「周りの大店」周辺の大企業に接続することを最優先にしている様子。
これでは、誰のための計画なのか分かりませんね。
法人税を落としてくれる企業が大切なのは分かりますが、
「そのために住民が犠牲になるのは当たり前!」
というスタンスなのでしょうか?
日進市さん??
なんなんですかね