undergroundman* ブログ

つれづれに

陽炎 消息 霊感 歌の鬼

2009-12-05 12:46:37 | 音楽的思考
一言に音楽といっても幅がある。
クラシックもいいですし、ジャズも、ポップスも。
歌にはその時代を象徴する息吹がありますね。

陽炎
PVが出て、一応に鬼束ちひろが復活という感があった。
待ちに待ったファンは多かったに違いない。
鬼束ちひろの歌は霊感に訴えかけてくる、こころの琴線に引っかかる。
歌もうまいですしね。
歌詞などは、深夜、インスピレーション(霊感)をまって作詞しているのを
何かの番組みたことが有る。

どんな創作にも、インスピレーションは
ポンプの呼び水のよに必要なものだ。
だが、あまりに多様するのは、精神を病むことになりかねない。かも?

シュルリアリスムの巨匠、ダリなどは、椅子に座し、スプーンを持って
数日間寝る実験もしたそうだ。
うとうとするとスプーンが落ち目が覚める。
そしてまたうとうとする。これらを繰り返してああした幻想の世界の
インスピレーションを起こそうともしたとも言われております。

創造することは時として苦しい事だ。
そして、おそらく開けてはいけない、芸術の奥の門、狂気の門。
これの存在も有ろう。
霊感にばかり頼るのは危険である。

芸術には狂気が含まれるといつだったか、立川談志も言っていたっけ。

その狂気の門にある意味到達したのだろうと僕は考えているが、
一時期、メディアから消息の無かった鬼束ちひろ。
芸術の狂気の門の前でいろいろあったのではないか?と個人的には思う。

二年ぶりの映像。
とにかく、生きていてくれて良かったと思う。

歌い手を救うのはまた歌なのだろう。
乗り越えて、また、歌の鬼に。
それをささえてきた方々もまたすばらしい。

実存ということからいえば、今われわれが享受する現代的な自由は
『自由の刑』といわれたりもする。
でも、僕的に言えば、プラトンの憂いなどどうでもよく
それを越えた芸術性においては論も理も意味を持たないと思う。

鬼気迫るを売りにしなくてももういいのではないか?
もう十分に基盤は出来たのだから。

今回の彼女を見ると肩に力が入っていない。
いい感じですよね。

それにしても陽炎。
芸術の奥の門に連れ去られそうな雰囲気すら感じますね。

今ギャオで見れますよ。(今日現在)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v08485/v0848500000000528134/


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