東西対抗 その5 ラスト！

支部を出発して一路向かう広島市内。

 

そしてもう一つの目的

 

大林宣彦監督の愛した町、尾道散策

 

 

大丈夫。ジュニアソフトテニスクラブのブログです。たぶん・・・

 

皆さんご存じ尾道三部作、尾道新三部作の舞台となった尾道

坂道の織り成す美しい街並み。島々をと人々の生活はそこに何年も変わらずに存在し、令和の世になっても

そこだけは時の流れがゆっくりと感じる

 

大林宣彦監督作品を初めて見たのは「時をかける少女」原田知世でした。ブレンディのCMを見ても

私の中ではラベンダーの香りの記憶と共に少女時代の可愛い原田知世が頭に浮かんでおりました。

好きな作品は、「ふたり」これは大好きで本を何度も読み返し、娘にも勧めた本です。

我が家は姉妹なので共感できる所もあるかと。。。

まぁ娘の中でクローズアップされたのは美しい姉妹愛ではなく

クソみたいなパパだけでしたが

高校時代は芦原すなお原作「青春デンデケデケデケ」

往年のロックと、久石譲の音楽がたまらない作品。観音寺市を舞台に大林マジックが炸裂

パンダ自分の結婚式にウエディングプランナーに「こだわりはありませんが、これだけ使ってください」と

サントラを渡しメインテーマを花嫁感謝の手紙の際に使ってもらいました。文章が拙いのでBGMの力を借りるセコイ手。

 

宇宙世紀を語るのと同じぐらい長くなるので、この辺でやめておきますが尾道は私の人生でどうしても訪れてみたい

場所なのでした。

 

遠くに見えるしまなみ海道。反対側は向島

 

尾道駅から近いアイスクリームもなかのお店「からさわ」のアイス

アイス食べよう～ってなって連れて行ってもらった「からさわ」バニラをチョイス。ナルだけ抹茶

その場でモナカにアイスを詰めてくれるのでパリパリの中にミルクの濃いバニラアイス。

美味でございました。

 

そして！お店には沢山の芸能人のサインと一緒に　かの大林宣彦監督のサインが！！！

お店の方に「千葉から来ました。大林宣彦監督のファンなんです」と思わずお伝えしてしまいました。

我が町にも世界的に有名なエンターテイナーが（ネズミですが）おりますが、町が誇れる著名人がいるって素敵

思いがけず監督の足跡を発見したところで、日本一美しい風景を心に焼き付けました。

映画のワンシーンは、飾り気の無いどこにでもある街並みを映した物ですが、そこに息づく人々の生活が

神々しく見えて。令和になってもそれは変わらずそこに確かに存在したのでした。

 

さて、興奮するパンダを横目にコーハイとナルキラはあまり興味が無さそうな様子。

実際支部員によると、狭い坂道の多い町では生活には不便で空き家も多く

また景観規制もあるのだとか。確かに、こうして平べったい三キロ四方しかない町から見たら

美しいって言うのは簡単だけど住んで生活するとなるとそれだけでは無い事もわかります。

心の栄養をたっぷりいただき、尾道を後にしました。

 

途中お隣三原の道の駅「みはら神明の里」に寄ることに。タコが有名だそうです。

ここで、尾道ラーメンを自宅お土産用に購入。これ本当に！本当においしかった。

支部長は「俺は世界で一番おいしいと思ってる」と言ってましたが、

確かに。濃厚なダシの中に背油のコクが生きているスープで美味しかったです。

名前・・・食べちゃったから忘れちゃった赤い袋。

道の駅の展望台。この見えるの島なんですよ！！！島。

千葉の人間からすると白子の辺りは波があって、瀬戸内海の海を見ると海と言うのか？？？って思いますが

支部長・支部員も皆、千葉の海を見てびっくりした様子。広島からすると台風レベル子ども遊ばせられないと

思ったそうです。穏やかな白波の立たない海は、雲間から伸びる光を受けて輝き。

天から何かが降りてくるような・・・そんな光景でした。

 

三原を進み、支部員たちが現在所属するクラブの本拠地を通り

広島市内へ。

 

ここで偉そうに支部員とか言っておりますが、もうすっかり　

てか、元々広島の方々。

強豪クラブに所属し現在も活躍中。どうぞ、谷さん所属クラブの広島の方々。

千葉にお越しの際は浦安にもお立ち寄りください

心より歓迎致します。合同練習でも、東京案内でも（かなり偏るかも。秋葉原得意です）何でもお待ちしております。

社交辞令しないんで。マジでどうぞ

 

てなわけで、尾道ラーメンとどちらにするか迷って、ビールにはこっち！って理由だけで決まった

お好み焼き

 

楓 ファミレスのようなお好み焼き屋さん | うまい広島 (umaihiroshima.net)

 

ちょっと並びました。並んで食べる価値ありです。しかも、こじゃれたアウトドアショップの敷地内にあり

なかなか専門的で楽しいお店なので時間を潰すには最高！

 

デラックスとスペシャルとあり、スペシャルをチョイス

鉄板があるのに、自分で焼かず焼きあがった物をチリトリみたいなので持ってくる

お店の中は、お好み焼きを焼くヘラの音が小気味いいリズムを奏でて食欲をそそります。

ソバとうどんがチョイスできるんだけど、素人なので「お好み焼きにうどん？？？」って思って

ソバにしました。

目の前の支部員達は、ヘラで鉄板から食べて取り皿を使わない。

一方我々はヘラが大きくて口に入らず食べられない

後から角を使って食べると聞きました。もんじゃヘラの5倍ぐらいの大きさあります。

 

すごくお腹が空いていて一つで足りるかしら？って思ったけど

めちゃくちゃお腹いっぱい。ビールにも合う。魚介がぷりぷりとソバ、キャベツそれらが織り成すハーモニー

ヘラのリズムはこのハーモニーの序章だったか・・・

支部長、コーハイはビールぐびぐび。運転させてしまう支部員に申し訳なく思いつつパンダも頂いてしまいました。

 

 

食べ終わって子ども達にどこに行きたい？って聞いたら

「公園で遊びたい」

 

 

小学校高学年。そんなこと言わないと思っていたら、なんと昔みたいにただ遊びたいと。

 

お好み焼き楓のそばにある、な～んの変哲もないただの公園で三人で遊びました。

走り回る3人は昔のままでした。（水のそばに行っちゃうのも昔のまま）

刻一刻と近づくお別れの時

 

広島駅に向かう途中、毛利輝元築城の城。広島城を車中から見学

爆心地に近いこの城はもちろん、原爆で一度跡形もなく吹き飛び

現存の物は再建されたもの。

 

別名を「鯉城（りじょう）」と言うそうです。広島だからカープ！で鯉？と思ったら

地名の己斐（こい）とする説と堀に沢山鯉がいたからと所説あるとか

広島カープの選手が必勝祈願に来るそうです。巨人ファンにはアウェー感たっぷり。

確かに、マツダスタジアムを擁する広島。マツダ車もいっぱい。

 

車中からの見学になってしまいましたが、原爆ドーム。

キラとナルには見て貰いたい一つでした。

「壁しかない・・・」と驚いた様子。平和記念公園の側を抜けて広島駅へ。

これからの長い人生。夏休みニュースで8月6日この公園と原爆ドームが映る度、

今日の事を思い出して欲しいな

 

そんなことを思っておりました。

 

負の遺産と言われておりますが、焼け野原だった広島はこんなにも美しい町へと変貌を遂げています。

礎となった人々に思いを馳せながら後にしました。

 

路面電車が道を縦横無尽に走る間を抜けて広島駅へ。

 

おもてなしいただいた支部みなさんに再会を誓って別れを告げ

駅構内へ。

新幹線出発時刻まで残り40分

 

大丈夫。旅慣れてるから想定内

今回ほんと毎回時間ギリギリ（笑）

 

お土産購入

牡蠣牡蠣

からつき生ガキなんて売ってない。でしょうね。。。ってことで真空パック牡蠣を購入

 

いざホームへ

 

で、夕飯は新幹線車内なので駅弁を買わなきゃと思ったら！ほとんど売り切れ

なんでや・・・

18：30で駅弁売り切れとか無いでしょ・・・

一個だけあった駅弁を手に取る。

これ普通失敗するタイプのお弁当。全部入れちゃいました系の

揚げもみまん、カキフライ、あなごめし、瀬戸内レモンゼリー

それぞれが良い味出していて、ちょっとずつ甘いとか辛いとか酸味とかを味わえる

美味しいお弁当でした。1200円ぐらいしたイメージだな。。。いくらだったっけ？？？

 

 

広島駅を定刻出発。のぞみ東京行き。乗車時間3時間30分

東京駅に迎えを頼んでいたパンダ夫から「遅れてるでしょ～どれぐらいにつくか教えて～」とLINEあり

 

パンダもコーハイも慌てて乗り込んだ為「遅れ？知らんよ？？？」と思ったけど

 

社内アナウンスで雪の為徐行運転と聞こえてきた

 

「米原？？？ってどこ？？？」って思っていたら

気が付けば窓の外はすごい雪！！！

 

米原どこなのここ？新幹線だよね？朝のラッシュの東西線ぐらいの

スピードだよ！！！

 

 

てなわけで

30分程度の遅れで東京駅に着

 

 

試合は負けちゃったけど、とても勉強になった旅が終わりました。自宅着。23時少し前

 

お土産紹介

学校にきびだんごを配ってイヌとサルとキジにするといきまいている我が家のサル。

岸田首相は広島人で、ふみきゅん焼き買ってきた。真ん中の赤い袋が世界一美味しい尾道ラーメン

牡蠣は真空パックになった。

加代監督にカープもみじまんじゅうを手に取ったら、キラもナルも

「これは絶対巨人ファンとして食べないとおもう」って言うからほかの物にしました。

あくまでジャイアンツ愛を貫く。浦安ジュニアのユニフォームがオレンジなのは巨人愛からです。

 

 

新幹線でも寝たけど、帰ってすぐ就寝

 

 

夢のような4日間でした。

 

 

 

私の誤算は、世界遺産の原爆ドームの見学や、素晴らしい景色を眺める事よりも

昔の様に走り回って遊びたいと言った三人の気持ちを汲み取ってやれなかったこと。

 

一緒にいられたら、何もない原っぱで良かったんだね。ごめんよ。私の趣味につき合わせちゃって

たった小一時間だけど昔に戻って走り回る3人はあれから5年も経つのに　変わらず

 

「ナルキラカンタ～帰るよ～」ってフレーズを叫ばせてくれました。

 

あの頃に戻りたいって言うのは言い過ぎだけど、成長が嬉しくもありちょっとだけ寂しくもある

旅でした。

 

おまけ

裏東西対抗の結果

 

びんご運動公園コート　姉・カンタペア　対　きらなる　

ファイナル　西の勝ち

 

おいおい。ここでも負けるなよ（笑）

 

 

おしまい・・・