昨夜のセブンルールは、また過去放送をテーマに沿って編集したものだった
本に関わる人
漫画家、漫画編集者、本の装丁者、有名な書店員…
私が強く共感した言葉があった
書店員ながら名前を冠した賞を持っていて、直木賞などと並んで注目されているのだそう
凄い!
ポップの作り方はヒントを与えることが重視されていて
「泣ける」とかバカみたいなポップは絶対作らない、そう言った
全くだ!
感情を指定されたくない
泣けるというヒントを有り難がる人もいるだろう
泣ける歌とか泣ける映画とかランキングがあるもんな
私は嫌だ
映画のCMで「ドラ泣き」とかやって観客が泣いている薄暗い劇場が出てきたら、天邪鬼な私は観に行くの嫌になる
笑うのか
泣くのか
感動するのか、しないのか
それは未だわからないものなのに
皆に違った感情が沸くはずなのに
ずっと昔、職場が神保町だったころあの書店員さんが居たら、私も本を探しに行ったかもしれない
今はハマっている作家はいないけれど
またフト素敵な出逢いがあるだろうと本屋をウロウロ出来る日が早く来ればいい
タイトルや作家が決まっていてネットで確実に買えることは便利
ただアナログに本を探す幸せは、便利とは逆の世界なのかもしれない
チェーン店ではない、個人の小さな本屋が無くなって味気ない