二人の正夢 ♪

Discdog Freestyle 「ハチ」と正夢を実現
その意思を継いだテッド、そしてカールと
奮闘、成長していく

昔話 その3

2013年03月17日 | ハチが我が家にやって来た

私は祖父母の家に住んでいたわけではないので犬がいなくなるときに立ち会ってはいない。
2番目の犬は,ほとんど接触することなくいなくなってしまった。
思い出も唸られたこと以外,ほとんど記憶になかった。
3番目の犬がやってきていた。よほど祖父は犬好きだったのだろう。
間髪入れずに犬は来ていた。

その犬はシェルティー,名前はミッキーだった。吠えることはあっても躾はできていた。
思い出した。2番目の犬は,ジョンだ。確かそうだった。
急に思い出した。何でだろう?
聞いた話では,ミッキーは訓練所に預けて躾をやってもらったということであった。
ときどき祖父の家に行っては散歩をした。
この犬はリードを放しても逃げない。
私は部活をやっていたのでトレーニングにも一緒に連れて行った。
走っていても後ろを追いかけてきたし,ボールを投げると取ってきた。嬉しかった。
単純にこういう時間が好きだった。
犬と一緒に遊べる時間,犬と走り回れる時間。
そうだ。この犬と遊んでいた場所は,城址公園なのだが,今はハチと第三練習と呼んでいる場所である。
彼は散歩中,私をやたらとここに連れてきた。





まさか,自分がこんなことができるようになるとは思わなかった。
何だか・・・運命か。
いつか俺が一人前になったら
犬と生活をして,ここで走り回れというメッセージを
ミッキーは俺に伝えていたのかもしれない。

こうして,三匹の犬たちは三匹三様で,よくもまぁこれほど違う犬が次々来たもんだと思う。
愛嬌たっぷりのドン,決して人に気を許さないジョン,人と共有できるミッキー。
犬の習性が感じられてよかったのかもしれない。
私が犬好きになったのは,この三匹のおかげだと思う。
犬を飼うのはそんなに簡単なことではありませんよ。しかし,犬は人と共存できますよ。
自分の人生の中に感動と幸せを与えてくれるよ。それを三匹は教えてくれた。
だから,犬を飼うことに慎重になったし,早く一緒に暮らしたいと焦ったこともあった。
公園を一緒に走り回りたいと思った。三匹が私に与えてくれたことは大きかった。
犬を飼うために三匹の犬は,私の前に現れたのかもしれないと感じている。

なぜなら,その後あれほど犬好きだった祖父は,ミッキーがいなくなってから犬を飼うことはなかった。。。