二人の正夢 ♪

Discdog Freestyle 「ハチ」と正夢を実現
その意思を継いだテッド、そしてカールと
奮闘、成長していく

洋芝

2013年11月01日 | Hachi Discdog

年間に何回の怪我をするだろう。1回もしない。
そりゃーどこかを痛めることはあるが怪我はしない。
どうして1R目で肉離れなどになるのか。
アメリカにいるときにずっと考えてた。どうしてだろうと・・・
運が悪いなどとは思わなかった。そういう問題ではない。

本番までの数日前
みんなで練習をしているときに側転スローを数回試した。
その時に1・2回,自分の足が引っ掛かることを感じた。
しかし,スローが上手くいかないことが気がかりで
引っ掛かったことを重要視する意識はなかった。
それよりどうしたら完璧なスローができるかの方が頭は優先されていた。
これを思い出したのは,食事の時にサンダルの話を平井さんがしたときだった。

そのときにやっとわかった。
WトロフィーからDTC,アメリカに行く2週間
とことん投げ続けていた。
それなのに怪我なんてする気配すらなかった。
そもそも側転はおろか,バク天,宙返りだってできる自分が
たった一回の側転で怪我するわけがない。

大会時にはいつも練習をしている靴とは違い
滑らないようにグリップの効いた
自分のトレードマークでもあるアディダスの赤い靴
さらに日本と明らかに違う点が一つ!
それが芝生だ。
アメリカの芝は地面から1cm近くの高さがあり,足が埋まる。
加えて日本の芝よりよく絡む。
ゴルフなどでラフに入るとプロのトッププレーヤーでもボールが出てこない。
芝がクラブに絡みボールをクリーンに打てないからだ。

グリップがあり,さらにこの芝の強さに足が取られた。
成功させようとリリースポイントを遅らせた。
側転から勢いよく飛んで着地した瞬間の足の負担が強すぎたのだ。
何で練習の時に感じたことを生かせなかったのか。
体育会系の俺がこんなことを疎かにするとは・・・
完全に俺のミス。



まりさんが日本から持ってきて,みんなにプレゼントしてくれた。
ご利益があったな。3Rを耐えられた。

アメリカでベットの上で座り,この原因を理解した。
忘れてはいけない。アメリカの芝を舐めてた。
敵は芝だったか・・・
ハチは!



じっと俺を見つめてくれていた。



帰国した日にFutami家から頂いた。
手作りの記念の盾!嬉しかった。ありがとうございます。
10位になっても何も残ってないから,最高のプレゼント!

いろいろあった今年のアメリカ
これを見ると反省を思い出せる。