人は自分の置かれた状況によって必要なものが違ってきます。
津波に襲われた方は『生きてるだけでいい』
家族と再会できた方は『生きていてくれるだけでいい』
家が全壊した方は『生きていればなんとかなる』
床上浸水した方は『家のカタチが残っただけでいい』
ライフラインが停止してる方は『屋根があるだけでいい』
停電しているだけの方は『水道、ガスが使えるだけいい』
ライフラインが戻っている方は『食料や防災品を買いに走る』
車で移動できる人は『ガソリンスタンドに走る』
計画停電で『迷惑だ』という人もいる。
あなたの大切なものは なんですか?
それは多分・・・あたなの大好きなものではないでしょうか?
家族を大好きであれば、家族が大切ではないですか?
恋人を大好きなら、恋人が大切じゃないですか?
仲間を大好きなら、仲間が大切じゃないですか?
仕事を大好きなら、仕事が大切じゃないですか?
人間を大好きなら、人間が大切じゃないですか?
誰かを助けるのが大好きなら、誰かを助けることが大切じゃないですか?
どれをとっても『こうじゃなきゃダメだ!』というのは一切ありません。
それぞれの人が、それぞれの大切なものを大切にすることによって調和が保たれるんだと思います。
大地震の最中、あなたは一番に何を想いましたか?
WailaniはYokoの状態が気になりました。
大揺れの中、Yokoはテーブルの下に隠れていました。
Wailaniも2mくらい離れたテーブルの下にいました。
Yokoの安全がわかったので、次に一緒にいた郁ちゃんを見ました。
郁ちゃんも安全だったので、次に目がいったのは店員さんでした。
次に目がいったのは・・・『カメラ』
でも命が大事と思い揺れがおさまるまでジッとしていました。
大揺れが一旦おさまり、親父のことや家のことが頭に浮かんだけど・・・
お母さんとも妹さんとも連絡がとれないし・・・家は仙台だし・・・帰れるかもわからない・・・
郁ちゃんの表情から全ての気持ちが伝わってきました。
目の前にいるYokoの無事は確認できたので、一緒の郁ちゃんの今後を考えたのです。
『家まで送り届けなきゃ』
その判断が、Wailaniの大地震の時の大切なものでした。
これからどんどん厳しくなります。
みなさんも本当の意味での節約生活をしていきましょう
そして助け合う心も大切に
Wailani