毎年予防接種を受けていてもインフルエンザにかかってしまう人が多かったり
副作用により体調不良になったり最悪は死亡してしまうケースもありますよね?
最近では子宮頸がんワクチンが実例として多く挙げられていますネ
Amazonなどでも、たくさんの著書が発刊されてたりします
「本当にインフルエンザの予防接種は効果があるのか?」と思い、厚生労働省のHPを読んでいました
厚生労働省HP→ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
【インフルエンザワクチンの接種について】 HPより抜粋
Q.17: ワクチンの接種を受けたのにインフルエンザにかかったことがあるのですが、ワクチンは効果があるのですか?
インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。
体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを抑える働きはありません。
ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が起こります。この状態を「発症」といいます。
ワクチンには、この発症を抑える効果が一定程度認められています。
発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、
入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。
特に基礎疾患のある方や御高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。
ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する効果です。
※厚生科学研究班による「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」の
報告によると、65歳以上の健常な高齢者については約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告しています。
以上のように、インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、
ある程度の発病を阻止する効果があり、またたとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります。
ただし、この効果も100%ではないことに御留意ください。
なお、季節性インフルエンザワクチンの有効性については、国立感染症研究所のQ&Aに詳しく記載されていますので参考にしてください。
○参考:国立感染症研究所 感染症疫学センターホームページ
「インフルエンザQ&A(2008年度版)」(4)ワクチン接種http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/fluQA/QAdoc04.html
インフルエンザによる副反応→http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000034lcq-att/2r98520000034lsl.pdf