うつから復活、進化した男

うつを経験したことで
色々な体験者を調べていきました。

その中で
もっとも成功した方が
メジャーリーガーで
サイ・ヤング賞
(リーグで一番活躍した投手への賞2009年)を受賞、
今年、
6年総額254億円
の大型契約で
ダイヤモンドバックス入りした
ザック・グレインキー投手
です。

2006年
カンザスシティ・ロイヤルズ
に在籍していた時です。
(Wikipediaより)
2006年　
春季キャンプで
社会不安障害により
チームを離脱、自宅で生活を送った。　後にグレインキーは
カンザスシティ・スター紙のインタビューで
「僕のうつ病は
自殺したくなるほど重度のものではなかったけど、
先発で投げるのがいやになって、
だんだん
試合に出たくなくなったんだ。
しまいには
野球が嫌いになって
選手を辞めたくなったんだ。」



と語っています。

その後
休養の後復帰。
2009年にサイヤング賞を受賞。
以降
メジャーの
最高レベルの投手として君臨。
ミルウォーキー・ブルワーズ
ロサンゼルス・エンゼルス
・オブ・アナハイム、
ロサンゼルス・ドジャース
を経て、
今年から
ダイヤモンドバックス
でマウンドに立ちます。


グレインキー投手の特徴として、
このような記事があります。

頭脳派の投手。
打者を追い込むのが早く、
追い込んでからの決め球
に威力があるのはもちろんだが、
たとえば
フライアウトの数が非常に多いのは、
本拠地カウフマン・スタジアム
の外野の広さや
ロイヤルズ外野陣の守備能力の高さ
（と同時に内野の守備の弱さ）
を見越してのことだろう。 (text by Mikio Shibayama)

心理に陥り向き合ったからこそ
心理を知り
真理を突き止めたのだと
思います。

発症前
2005年は
5勝17敗(リーグ最下位)
が

昨季は
32試合登板
19勝(リーグ２位)３敗
防御率1.66(リーグ１位)

と驚異的な活躍を見せました。

でも
いちばん僕がすごいと思うのは
うつを発症した
場所、環境に戻って
仕事ができたことです。
僕は
低いパフォーマンスすら
できなかった。
いることすら耐えられなかった。
そんな環境で戻って
それ以上の結果だなんて
僕は考えられないです。

今後も活躍を期待します。