Self Innovation~One By One~

5年間、どうもありがとう。

僕の大失敗

2015-12-17 08:26:22 | Self Innovation
先日書きました
発達障害対策の記事で、
片付けられないのが直ったのには
大失敗があったから、

と書きましたが
今日はそれをお話ししたいと思います。

現場仕事5年のあと、
事務仕事で今に至るまで10年近く
あらゆる分野(主に会計総務系
の業務を担当してきました。

今から
7、8年前でしょうか。
僕は出張経費の請求を担当していて、
社員
200人が北海道に長期出張する
ことになったんです。
その中にはNo.1No.2の分も含まれていて、
担当である僕が請求処理をすることになりました。

そのお二方の請求書類の話です。
前例がない出張であったため
上の方針がコロコロ変わるたび
書類作り直し、が日課でした。


事務の仕事をされている方なら
よく分かると思います。
書類再作成の際、
『(直す)前』『後』
どっちなのかわからなくなる前に、
前のをシュレッダーにかけて混乱防止・・・・




シュレッダー 3分の1吸い込み…







3分の2…





ああっ!!(°□°;)


大事な添付書類がシュレッダーされていく…(ドラクエの呪いの音がなる)
ターミネーター2の最後
みたいな感じで、
再発行不可能な飛行機の半券が
粉々に吸い込まれていくのと同じ様に、
僕の生気が吸い込まれていきました。
「地獄で会おうぜ、ベイビー」

多分3分後くらいには会えるかも・・・
くらいでした。






やばい。


ただ、
悪いことはすぐに言う
と決めているので、
この時も上司に話しました。
(僕のこの日の唯一のお仕事)
そうしたら、
即座にみんなに指示を出してくれて、
みんなで対処することに(なってしまいました)。
1、シュレッダー袋(大 2袋)を広い部屋でひっくり返して1つ1つ選別して拾ってもらう。
2、半券以外のもので
賄えないかどうかを調査する


の主に2つ
に分かれて全員が協力してくれました。
その時僕は何をしていたか。
もし当時の僕に話しかけたら、

へんじがない。
ただのしかばねみたいなやつだ。


です。
要は
何もできませんでした。
当時僕は
総務系の仕事を沢山任されていて、
勤務管理から
何から担当させてもらっていて、
それなりに
事務職に自信があっただけに
『自分ひとりでできることの限界』
を感じて、放心状態でした。
一日中。

先輩が航空会社に調査してくれた結果、
代わりの証明書が出せると分かり、
『ダニ(僕)には世話になってるからな』

文句もなく笑顔で話し、
『わざわざ』外に出る用事を作ってくれて、
『わざわざ』車を出してくれて、
『わざわざ』手続きをしてくれました。
(この方には、
のちに結婚式のウェルカムボード
を描いて少しはお礼できたかなと・・・)

朝イチにやらかして、
全て落ち着いた時にはもう夕方でした。
結局僕は、
係全員のまる1日を潰してしまいました。
辛かったのは
僕に対して誰も文句や不満を言わなかったことです。
優しさが痛かった。でもそれは僕の責任。


半券かけら拾いも同時進行でやってくれていて、
全てではないものの、判別できるくらいは揃ったのです。
請求には
このかけらは
もう必要ありません。


ただ、捨てられなかった。

かけらになって
小さくなったこの半券の方が、
僕には重く感じたから。
そのかけらを
今に至るまで、
ずっと
肌身離さず持って
今でも仕事をしています。


大切なのは
1、確認を怠らないこと
2、整理をして気持ちの整理に繋げること
3、助け合うために常に思いやること



それを忘れずに
ずっと体現し続けることが、
僕に求められていること

ではないかと、
そう思うんです。

それからは
意識して意識して
少しずつ整理ができるように
なり、
なんとか克服したわけです。

さて、今日も頑張りますかねo(^-^)o


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