Self Innovation~One By One~

5年間、どうもありがとう。

うつから復帰。辞めるより難しい。

2016-02-21 22:33:51 | メンタル
こんばんは。
20歳の時
とあるお役所の採用面接で
『社会の扉に
ノックしていきたい
と思います。』

と高らかに宣言。
後に
社会の窓が
開いていたことに気付く

人生の不法侵入
林谷です。



前職でうつが発症し
退職まで2年
有給・無給はあれど
休職していました。

やはりすぐには
辞める
という選択は出せませんでした。

となると
復帰のための取り組み
となるわけですが、
いきなり復帰、とはできないので
事前の
出勤トレーニング

をしました。

半日から始まり、
少しずつ時間を増やしていって
復帰できる体調に持って行く
という取り組みで
完全無給、交通費などなし
で頑張ってみました。

結論から言えば
地獄
でした。
原因として
1 朝の睡魔がきつい。
2 時間が増えても
仕事の濃さは変わらず
暇が増えるだけ。頼んでも仕事をもらえない。
→仕事がない中で
時間をつぶす地獄。トイレとの往復。

3 係の中で
明らかに僕抜きで
会話が展開されていく。
(入れる話題がない)

4 一週間勤務(=座ってる)体力がなく
水曜日、木曜日当たりに休まないと持たなかった。

5 放置されるだけでしんどい。
明らかに職場のサイクルに関わらない、『浦島太郎』仕事をやらされてる感。隔離感。
結果
明日やる仕事が保証されていない。
それが怖い。

6 手が震えて文字が書けない。
症状を知りながら
そんな書類を返す上司。

7 声を発するタイミングすら
分からないほど隙がない。


というものでした。
会話に入れないというのは
係内が全員
家庭もちの主婦であったため
独身男子の僕には
入ることのできない話ばかり

という背景も重なりました。

住んでる世界が違う。

会話の自信をなくした
僕には
つらすぎる環境でした。

2度チャンスはありましたが
どちらも
(帰りはタクシー帰宅なくらい)
途中で疲れはて、
結果退職になりました。


もし
今の会社に
そういった
『挑戦者』
が来たら、
自分と同じように
仕事がない地獄で崩れていく
のを見たくないので、
どんな人間でも
長い間
仕事があることを保証できる
ものを考えたいと思っています。
その準備は既にできています。


そしてできれば
僕と同じように
自信をつけて
帰ってもらいたい。


その自信をまた
他の誰かに
伝えていって欲しい。

それが僕の今の会社への

初めての
恩返し
です。


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