今日
イニシャルI
という歌詞を書きました。
日本語版
英語版
僕の
何十年も続いた
嫉妬、コンプレックスの象徴が
「彼」です。
本当に苦しかった。
学生時代のクラスメイトで、
つるむような時もありました。
とにかく口が上手く、
多少ひどいことを
言ったりやったりしても
人気があった。
ある程度
つるんでたから分かるのは、
人によって
コロコロ態度を変えて
嘘が上手いように
僕には見えたんです。
世渡り上手。
話上手で
面白い、ってことで
男女問わず人気があって
ある程度
身近なレベルで
何でも器用にこなせて
僕の一生懸命が
まるで無駄か
と言われてるくらい、
当時
超不器用、
超話下手、
超いじめられっ子
な僕に無いものばかりを
持っていました。
僕は
裏で
悪口を言われていたくらいで
客観的に見れば
歌詞のように恨むほどの
実害はありません。
でも、
(見えたイメージですが)
あんな軽い言葉で
いつもヘラヘラしてるのに、
皆に好かれてて、
真剣に言葉を抱える僕はというと
気持ち悪がられてた。
それが許せなかった。
トラウマだったのが
中学の卒業式。
帰り道、
僕と彼と何人かで
歩いていて
彼の後ろから
学校で一番人気の女子が着いてくる。
僕は
当時好きだった女子から
気持ち悪いと逃げられて
落胆していたなか、
形上慰められていたわけですが
「ごめん、
彼女の所に行くから、
じゃあな」
と僕を置き去りにしたんです。
僕は路上で
号泣しました。
(その後ヤケボーリングで152点)
同じ人間なのに
何でこんなに違うんだ?
って
感じざるを得なかった。
高校は別でしたが
バンドに関わっていた頃、
彼も同じ場所で演奏してるのを
目にしました。
それなりに上手いんです。
身近な上手さがあるから、
人が集まっていて。
社会人になってからも
歌にも出てくる
赤い車に乗って
変わらず人気があると
聞きました。
嫉妬でしかない。
繰り返して言いますと、
彼から実害はありません。
勝手にお金持ちで
勝手にモテていて、
勝手になんでもそつなくこなしてた。
僕がそれを
たまたま目にした。
事実は
それだけなんです。
僕は
ずっと、ずっと
彼=イニシャルIと
比較してきました。
あの頃の悔しさをぶつけたい、
あいつに勝ちたい、
見下し返したい。
そう思い続けてきました。
この
イニシャルIが
視界にいたうちは
I(自分)を恨んでいました。
彼と比較して
無いものを突き付けられた僕を。
見苦しい姿を
認めざるを得なかったことを。
2013年1月に
このコンプレックスを
引きずってる日記を
違うSNSに書いていました。
心境が変わったのは
浪人を経て
転職をしてからです。
今
僕のなかに
イニシャルIはいません。
代わりに
I(自分)がいます。
いつの間にかいなかった、が
一番適切な表現です。
最近は
話も入ってきませんし、
比較はもちろん
何の感情もありません。
イニシャルIは
長い年月を経て
Iになった。
その理不尽さ
僕も含め
あらゆる人の感情の残酷さ
そんなものを残したくて
イニシャルIを書きました。
僕が
ここを通過してきたことを
忘れないために。
イニシャルI
という歌詞を書きました。
日本語版
英語版
僕の
何十年も続いた
嫉妬、コンプレックスの象徴が
「彼」です。
本当に苦しかった。
学生時代のクラスメイトで、
つるむような時もありました。
とにかく口が上手く、
多少ひどいことを
言ったりやったりしても
人気があった。
ある程度
つるんでたから分かるのは、
人によって
コロコロ態度を変えて
嘘が上手いように
僕には見えたんです。
世渡り上手。
話上手で
面白い、ってことで
男女問わず人気があって
ある程度
身近なレベルで
何でも器用にこなせて
僕の一生懸命が
まるで無駄か
と言われてるくらい、
当時
超不器用、
超話下手、
超いじめられっ子
な僕に無いものばかりを
持っていました。
僕は
裏で
悪口を言われていたくらいで
客観的に見れば
歌詞のように恨むほどの
実害はありません。
でも、
(見えたイメージですが)
あんな軽い言葉で
いつもヘラヘラしてるのに、
皆に好かれてて、
真剣に言葉を抱える僕はというと
気持ち悪がられてた。
それが許せなかった。
トラウマだったのが
中学の卒業式。
帰り道、
僕と彼と何人かで
歩いていて
彼の後ろから
学校で一番人気の女子が着いてくる。
僕は
当時好きだった女子から
気持ち悪いと逃げられて
落胆していたなか、
形上慰められていたわけですが
「ごめん、
彼女の所に行くから、
じゃあな」
と僕を置き去りにしたんです。
僕は路上で
号泣しました。
(その後ヤケボーリングで152点)
同じ人間なのに
何でこんなに違うんだ?
って
感じざるを得なかった。
高校は別でしたが
バンドに関わっていた頃、
彼も同じ場所で演奏してるのを
目にしました。
それなりに上手いんです。
身近な上手さがあるから、
人が集まっていて。
社会人になってからも
歌にも出てくる
赤い車に乗って
変わらず人気があると
聞きました。
嫉妬でしかない。
繰り返して言いますと、
彼から実害はありません。
勝手にお金持ちで
勝手にモテていて、
勝手になんでもそつなくこなしてた。
僕がそれを
たまたま目にした。
事実は
それだけなんです。
僕は
ずっと、ずっと
彼=イニシャルIと
比較してきました。
あの頃の悔しさをぶつけたい、
あいつに勝ちたい、
見下し返したい。
そう思い続けてきました。
この
イニシャルIが
視界にいたうちは
I(自分)を恨んでいました。
彼と比較して
無いものを突き付けられた僕を。
見苦しい姿を
認めざるを得なかったことを。
2013年1月に
このコンプレックスを
引きずってる日記を
違うSNSに書いていました。
心境が変わったのは
浪人を経て
転職をしてからです。
今
僕のなかに
イニシャルIはいません。
代わりに
I(自分)がいます。
いつの間にかいなかった、が
一番適切な表現です。
最近は
話も入ってきませんし、
比較はもちろん
何の感情もありません。
イニシャルIは
長い年月を経て
Iになった。
その理不尽さ
僕も含め
あらゆる人の感情の残酷さ
そんなものを残したくて
イニシャルIを書きました。
僕が
ここを通過してきたことを
忘れないために。