Self Innovation~One By One~

5年間、どうもありがとう。

『当たり前』の恐怖。

2016-01-25 14:00:19 | Self Innovation
当たり前というのは
本当に怖いものです。


僕は新しい環境に入った時、
この『当たり前』の空気に
どう
『分からない』と言っていくか、
本当に苦労してきました。
部署異動ではいつも
大量のマニュアルを置いていき、
自分の卓上にはA4サイズ1枚、
なんてざらでした。

当然、毎回それ以上
大量の課題があったわけですが。



聞くは一時の恥
と良く言いますが、
恥というより、ダメージです。

まず、空気的に
誰もが周知の事実っぽく
当たり前が飛び交っていると、

お前日本人なのに日本語もわかんねえのか!
的空気を感じてしまいます。
実際に聞くと、
(その人からしたら当たり前だから)
めんどくせえなという顔で
不満そうな顔で返されたりした時もあり、
余計です。

そんなオーラで無駄に傷付きたくないので、
自分で調べたり勉強したりして、
なんとかして『当たり前』に追い付こうとしてきました。

それくらい
僕の分からないという『不安』は
周りの飛び交う『当たり前』を
時には過剰に、そう映したわけ
です。
皆、
自分が知らなかった時のこと
を忘れてるんです。

僕はその感覚を、
一番大切にしています。


具体的なアイディアとして、

まず
何かを教えてもらった時に
どう教えるか
を考えます。

更に
自分が分からなくても
聞けなかったことをまとめた
ノート
を作りました。


自分と同じ苦労をさせたくありませんし、
的確な目線の下げ方をしないと、
ただの上から目線になってしまう
ので、
一番分からない時の感覚を明確にしておき、
より相手に伝わりやすい工夫をしています。


例えるならば
小さい子供と話すとき、
立ったまま見下げるのではなく
しゃがんで目線を合わせるような感覚を
大事にしたいと思います。


皆さんにも
もしかしたら
ダウトをするべき『当たり前』が
あるかも知れません
よ。


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