松本を朝出発して八ヶ岳に移動。今日はこの付近でいろいろ。コロナを経て約3年振りのお山のプライベートスタジオ。マックリーンとも。この新緑の季節はひょっとして初めてか? あまりに気持ちいいのでデッキにヴィブラフォンを出してみました。
実に気持ちいい。あたりの鳥の鳴き声にどのような反応があるのか楽しみ。
嘘のような光景。
いや、もしもこの状態で録音ができるのであれば、自分史上最も型破りな作品ができる可能性がある。なんでも試す価値がある。
デッキを吹き抜ける心地よい風の中で音を出すと・・・
中音域から高音域に対して、周囲の森の小鳥(たぶん)たちが一斉にざわめき始めた。自宅の窓の手すりによく鳥が来て音を聞いていることがあるので予想した通りの反応。
こりゃ、こちらまでパワーをもらうような感じでいいのが録れたんじゃないか? と密かに期待。
しかし・・・・
風。この音は防ぐ術がない。自然はやはりすごいな。
周りの森に感謝しながら撤収。
屋内では2ポイントでチェック。こちらは遊びではなく。
天井が高く抜けている場所。
コーナーの中で天井は低いが音にまとまりがありそうな場所。
マイクの高さや本数もそれぞれ変えながらのチェック完了。
データは自宅に転送してもらう。
いろんなことがわかったので今後のプランに組み込めるかもしれない、という大きな成果(デッキは惜しいけど!)。
午後4時半。後ろ髪を引かれる思いでマックリーン(オーナーの愛称)のプライベート・スタジオに別れを告げ、八ヶ岳を縦走。
今度はアーチスト、彫刻家の藤岡邸に。
山の中を潜り抜けながらのドライブ。
ついつい夢中になる。
久しぶりに二車線道路に出ると絨毯の上を走るみたいだ。
程なくして藤岡邸到着。
いつも仲の良いご夫婦。一昨年の秋に足利(栃木県)の個展でゲスト出演して以来。その間にレーベルを立ち上げて、去年の暮れと今年の三月に二枚のアルバムをリリースしたのと、今年の四月からラジオのパーソナリティーも始めたことの報告に。
早速、アルバムを流しながらの談義。二枚とも上々の反応。
そこからいろんなプランが飛び出してくる。
そうそう、その足利の時に「チーム八ヶ岳」(笑)で来られていたゼンゾーさんのお店にゆこう、ということになって一路「魚ZENZOW」( https://www.facebook.com/profile.php?id=100046241481961 )へ。
八ヶ岳は他からの移住者が多くいろんな地方の人がいるので面白い。ここ「魚ZENZOW」さんは横浜から。アーチスト藤岡夫妻は札幌から(生まれは広島)。
横浜からのZENZOWさんが魚だからいろんな提供の仕方で楽しませてくれると皆の評判。
午後6時に入って、僕とアーチストはノンアル、奥様は日本酒、というこど始まった宴だったが、美味しいお料理が次から次に出てくるので20分後には「赤松、悪い、俺、タクシーで帰るから飲んでいい?」と(笑)。アーチストの意志が弱いのもあるが(爆)、このお料理で晩酌組がノンアルで済むはずがない。
と、結局午後9時半までまぁ、盛り上がった。ZENZOWさんもサックスを習っているので昔吹いていたアーチストと話があう。
まぁ、とにかく話題が尽きないが、僕はこれから東京に戻らなきゃならないので全員集合写真で〆。
藤岡さん、かおるさん、ぜんぞうさん、みゆきさん、楽しい時間をありがとう。
ほんと、八ヶ岳に来るとあっという間に時間が過ぎてしまう。
帰宅したら午後11時。流石に疲れていたので全てを投げ出してベッドに直行したのでありました。
信州・松本、八ヶ岳、みなさんお世話になりました。
ポスト・コロナ新時代のアクティブな行動開始です!
■赤松敏弘 gloaming“E”
毎週土曜日夜7時から
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4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
世界初!432hzサヌカイ陶琴アルバム【Something's Coming(何か起こりそう!)/MIKI】
SOMETHING'S COMING / MIKI
(AMS-23002)定価2.273円(税抜)2024年3月13日発売
演奏 : MIKI (サヌカイ陶琴) サポート : 赤松敏弘 (シンセ、サヌカイ陶琴 on tr M4, 7 & 9 )
【Jazz Record Guide】
P31.『Something's Coming (なにか起こりそう)/MIKI』「本作には、大変驚いた。マリンバの名手MIKIが全曲で、「サヌカイ陶琴」を弾いて・・・」/ 文:高木信哉
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どうぞよろしくお願いします
2024年6月15日(土)東京・成城学園 Cafe Beulmans
第九回 望月慎一郎(p)赤松敏弘(vib)Duo
開演13:30(開場13:00)
MC: 3300円+2drinks order
03-3484-0047
2024年6月26日(日)東京・大田区(鵜の木) アトリエひらり
赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)DUO
開演14:30(開場14:00)
会費 : 3.500円
03-5482-2838 (アトリエひらり)
会場 : 東京都大田区鵜の木 3-4-15
Coming soon!
2024年8月20日(火)19:30- 新宿ピットイン
赤松敏弘(vib) meets ハクエイ・キム(p) w/市原ひかり(tp,flh,vo)小山太郎(ds) + 鉄井孝司(b) SPB
料金 : TBA 他詳細は近日*発表
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今週のオンエア (5月22日〜5月30日)
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。
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■月曜〜金曜 5:00〜6:00 / 25:00〜26:00
『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)
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■月曜〜金曜 11:40〜12:29 ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00 ■土日 18:00〜18:38 (日曜 18:30〜)
『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)
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■日曜 23:00〜23:30
『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)
演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)