2006年07月23日(土) 09:56‐11:52 曇り 微風 上柚木公園球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
穎明館 2 0 0 0 0 0 0 - - = 2
創価 1 3 2 3 1 0 X - - = 10
[ 投 手 ] 勘米良(2.2/3)-藤島(4.1/3)
[ 本塁打 ] 永井(1回/左中)
[ 三塁打 ] 山本(2回)
[ 二塁打 ] 安達2(2回/3回) 橋本(4回)
1番(ニ)太田③、2番(中)田村③、3番(遊)永井①、4番(一)橋本③、5番(三)成澤③、
6番(右)山本③、7番(左)安達③、8番(捕)鈴木③、9番(投)勘米良②→(3表/投)藤島③
今日の試合は、昨シーズンから公式戦で使用されてる上柚木公園野球場
グラウンド状態もスタンドも綺麗に整備され、気持ちの良い球場である。
何よりの朗報は駐車場が完備されていること、多摩市と八王子市の境だけに嬉しい。
満足いくほどのスペースではないが、第1試合の1時間前に行けば十分に確保は出来る。
朝は若干早くなるが、高校野球ファンならこのぐらい全く苦にならない。
7月23日というのに梅雨が明けておらず、
風がなく曇り空ということもあり、ジメジメでジワーと汗が出る。
今日の先発は、期待の2年生サウスポー勘米良、
プロも注目する好投手、エース藤島はベンチスタートとなった。
しかし、その勘米良に初回からいきなり試練、
一死から四球・牽制暴投の後、連打を浴びていきなり2失点
厳しい立ち上がりとはなったが、創価も直ぐに反撃開始、
その裏二死から、3番の1年生永井が左中間最深部へ特大のホームラン
乱打戦の様相でとなって来た。
2回表、頴明館は二走者を出すが、
キャッチャー鈴木が好牽制で刺しピンチを救う。
その裏創価は、成澤・山本・安達の3連続長短打であっさり逆転したが
勘米良の調子が上がってこない。
3回表、頴明館は四球の走者を犠打で送った後、
ライト前ヒットが出るが、ライト山本が好返球で本塁タッチアウト、
ピンチを凌いだかに見えたが、
次打者にヒットを打たれ、再びピンチを招いてしまうと、
片桐監督がベンチを立った。
「ピッチャー藤島」、エース登場である。
ここで頴明館はギャンブルに出た。
一塁走者が走って、塁間でわざと躓く間に三塁走者が本塁を狙う。
奇策ともとれるダブルスチールを仕掛けるが、
冷静に2‐3‐2と渡って本塁寸前タッチアウト、
相手が策に溺れた感はあるが、
何より冷静に確実にアウトを積み上げた。
一瞬の出来事だったが、このの結果は大きく流れを完全に変えてしまった。
その裏創価は、二死から連続四球を選んだ後、
安達に二塁打が出て貴重な2点を追加、流れは完全に創価に傾いた。
その後、頴明館は小刻みに 4投手を投入するが、
一度火のついた創価打線を抑えることは出来ず、
一気にコールドゲームで決着をつけた。
注目のエース藤島は、4回1/3を3四死球とちょっと荒れたが、
被安打は1本、二塁を踏ませずベスト16へ進出
先は長いが、甲子園まであと4勝、
順当なら、次の次で選抜出場の早実との対戦が実現する。
本格派右腕の藤島への負担は大きいが、
間違いなく期待は大きく膨らんだ。
1 表/頴明 捕ゴ、四球、牽制暴投、右安、盗塁、中安2点、三振、盗塁死
裏/創価 左飛、遊ゴ、左本1点、三振
2 表/頴明 遊直、一ゴ失、牽制死、死球、投ゴ
裏/創価 左安、中三1点、左ニ(走塁死)1点、左安、犠打、中安1点、右飛
3 表/頴明 四球、犠打、右安(本塁死)、中安、重盗(本塁死)
裏/創価 左飛、ニゴ、四球、四球、左ニ2点、三振
4 表/頴明 中飛、三飛、左安、牽制死
裏/創価 死球、犠打、四球、遊ゴ、右ニ1点、遊飛失1点、死球、中飛
5 表/頴明 遊飛、ニゴ、死球、盗塁死
裏/創価 四球、暴投、犠打、遊ゴ1点、死球、遊飛
6 表/頴明 左飛、遊ゴ、四球、左飛
裏/創価 捕飛、三ゴ、右直
7 表/頴明 遊ゴ、四球、三直併殺、コールド試合終了