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groundwork

2016-02-27 10:16:08 | Weblog
2年ぶりに少しちゃんとした?社内発表を先日した。

発表が決まったのは、発表会の日から1ケ月もなく、正直困惑したし、
現業の事を考えると、ほとんど何も出来ない状況だった。
独身の時であれば、ただ我武者羅に、時間の限り徹夜でも何でもして
“仕事”をしていたかもしれない。
でも、家族もいる中で、そんな事は出来ないし、しようとも思わなかった。



ちょっと苦しい状況だったけど、でも、だからこそ面白かった。

結局、仕事の都合で家にいたり、家族と過ごす時間は普段よりは
少なかったけれど、2年前に発表した時よりは、少し前進したと思う。



この1ケ月を振り返って感じたのが、
地を足につけて、思いっきり楽しみながら仕事したり、遊ぶ事。

今回は、社内発表って何のためにするのだろう?という所から始めた。
今回の発表会の位置づけは、成果発表会ではなく、技術課題を討議する会。
なのに、最近、成果発表会の色が濃くなり、発表後の質問も、
その成果の価値はなんだ、成果を応用する市場は適切か、と本当の意味で
の技術課題を討議する場で無くなっていたのが不満であった。

せっかっく大勢の研究員が集まる、数少ない機会なので、
技術の話をしようよという内容に意図的に変更した。

結果的に、(想像通り)不満を口にされる方もいたが、技術について
出席された方と話しが出来たし、その事を良く思って下さった方もおられて一安心した。

また、自分自身も楽しかった。結局全面解決には至らず悔しいが、
技術課題解決に向けての試行錯誤は、全く苦にならないし、寧ろ楽しかった。



今回の事を通して、2年前やその前に発表した時の”苦しみ”の大半は、
技術課題克服が難しかった点もあるが、成果の価値やその展開市場を上手く描けて
いない為に、もがき苦しんでいたのでは無いかと強く感じた。
技術課題を解決出来ないからこそ、皆で知恵を絞ろうという事がコンセプトの会
なのだから、一体何をしていたんだろうと悲しくもなった。

たまたま仕事の都合上、成果価値や市場展開について等、事業的な側面を議論
する場に立ち会う機会が多くなっており、事業的な側面については、議論させ
て頂いていたので、今回は特に問題にならなかった事も、短期間でまとめられた
一因かも知れない。



今回は、少し違った視点で発表会に臨めた事で、
自分自身の思考の整理、仕事に対する考え方の幅が広げるきっかけになって良かった。

ま、いずれにしても、綺麗な話ばかりしようとせず、
泥臭く、地道にやる事も大切にしたいし、理想に少しでも近づけるよう、努力を続けたい。

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