Voice studying room

実生活に役立つボイス情報を、可能な限り提供致します。少しでも皆さんのお力になれますように。

喉頭炎から声を守った!

2014-04-15 21:14:57 | 病気と声の関係
4月早々、風邪をひいてしまいました。

先週、仕事の後に突然声が全く出なくなったのです。


その日に、夜間診療に行って、ステロイド剤を出して頂き、
次の日に耳鼻科に行って、詳しい検査をして頂いたら、


「風邪をこじらせて、喉頭炎になっています。」

見るも無残な声になっていました。



3月末で中学校臨時職員を退職し、某医療関係の仕事に転職したわけですが、
接客は、声が命。
声が元気ないと、受診者に、逆に心配されてしまいます。

もしどうしても、声がれしてしまった場合は、

「無理なく声を出して」

あとはのどの保湿&ノド飴をしっかりなめて、

のども身体も休めることが大事!


このようにして、なんとか仕事に穴をあけずに、
ボイスを守ることができました!(^^)!

たかが風邪、されど風邪

2013-12-04 12:52:15 | 病気と声の関係
声を職業や趣味にしている人にとって、風邪は大敵です。

見事に私もやられました・・・。それもかなり大物($・・)/~~~

11月20日位からひいていた風邪、今でも残っています。

そしてとても感染力が強い!!

気が付いたら、職場中ゲホゲホの音と、マスク姿が・・・・。

(職場でこのタイプの風邪が流行しているようです。)



というわけで、しばらくボイスはお休みを頂いております。


それにしても、風邪をひいた後は、正しい声の出し方を忘れてしまいます。

せっかく何カ月もかけてようやくつかんだ、声をだすポジションも、

忘れてしまいます。


普段なら少しの力でも「声が飛びすぎる!!」と言われているくらい

大きな声を出せても、

風邪をひいた後は、おもうように声が出ない。

下手したら「何を言っているの?」とききかえされることも。



そんなときには、風邪がある程度治ってから、とにかく基本にかえります。

基本にかえりながらも、声は軽く出す。

そうしているうちに、段々元の声に戻るのです。


確かに風邪をひいているときでも、ある程度の技術と経験があれば、声は出ます。

場合によっては、その状態で本番を迎えざるを得ないときも。

それはそれで、その場しのぎにはいいかもしれませんが、

そのあと、必ず発声の基本にかえって、声のリハビリをしてあげましょう!!


喘息発作まっ最中で歌ってみて感じたこと

2013-03-02 20:11:04 | 病気と声の関係
季節の変わり目、この時期は喘息のような症状が起こりやすい。
吸入ステロイドを吸っているから、まだ症状は軽くすんでいるのだが・・・。


実は昨年9月、突然喘息の発作に襲われた。

10月に合唱コンクールの関東大会と、定期演奏会を控えていた私にとっては、
とてもショックな瞬間だった。

大ホールでソロのアリアもはじめて歌わせて頂けるのに、
どうしてこんなときに・・・と。

発作のたびに、吸入ステロイドだけでは間に合わず、
速効性のある気管支拡張剤(メプチン)や、ホクナリンテープでしのいでいた。
実はどちらの本番も、そのような対処療法でしのいでいた。


皆さん、このような危なっかしいことはやめましょう^^


その時に、どちらもアルトパートを担当させて頂いたのですが、
やはり普段歌っているソプラノを歌うより、息をたっぷり使うなということを感じた。
ソプラノは出たら遠くまで飛ぶけど、アルトは相当響きを集めて息を速度を高くしないと、遠くまで飛ばなくて!!

もう少し発声の技術がしっかりあれば、もっと息を効率よく使って、
もっと響いて鳴って遠くまで飛ぶ声になるのになと、痛切に感じた。

そして何よりも喘息になって発見したことは、
思うように息の速度のコントロールができない!!

だからこそ、もっと発声技術を磨きたいんだけど・・・。

それ以来、声楽の先生から、大冒険をさせて頂けなくなって、
せっかくオペラのアリアをどんどん歌っていく予定が、
また地道に歌曲を歌う羽目になってしまった(汗)

この調子じゃ、今年はソロでのコンクール出場は難しいな。