
初年度から非サンデー系の良血を根こそぎ集めた感じのディープですので結果を残して当たり前といった感もありますが、大本命レーヴディソールの戦線離脱というアクシデントがあったとはいえ、クラシックの初戦からかましてくるなんてやっぱりさすがです。
今年はまだしも来年、再来年あたりになると、ディープ

さてさて、こんな書き出しで始めた今回の記事ですが、先週末に行ってきた社台スタリオンステーションでの種牡馬見学の様子をアップしたいと思います。
見学に行ったのは先週の金曜日。 ずっと晴れの日がつづき、ようやく春めいてきた感じの一週間でしたが、見学の日だけが雨模様という残念な状況に…。
そんな天候の影響もあったのか、時間調整で訪れた社台SSの見学台はご覧のような有り様で、人っ子一人、馬っ子一匹もいませんでした


放牧が中止になっていたようなので当然ではありますが、よくよく案内板を見てみると、一番上には手書き(笑)のキンシャサノキセキの文字が…

キンシャサが展示される場所は、ずっと以前からトウカイテイオーが出迎えてくれていたところで、一番入り口に近い花形の場所ですよね。 さすがにテイオーもお歳を召してきたので、お役御免となったんでしょうね。

さて、社台SSでは今回もたくさんの種牡馬を見せていただきましたが、全頭の写真を載せるのは大変なのでエース級やニューカマーを中心にご紹介したいと思います。
まず最初は社台SSのエース、ディープインパクト。 馬房を訪れたのは朝のお勤め(種付け)が終わった後だったので、名前を呼んでもぜんぜん振り返ってもくれませんでしたが、種付けの多い一頭ですのでかなりお疲れだったんでしょうね。

ただ、スタッフのご厚意で午後から見せていただいた種付けでは…おいおいどこ狙ってんの(笑)ってくらい種付けがうまくいかず、なんでも上手にこなすと思っていたディープの意外な一面を見た気がします。

お勤め終了後はすぐにおすまし顔のディープでした。

こちらは桜花賞で残念な結果となったホエールキャプチャの父クロフネです。

最初は静かに寝ていたんですが、カメラのシャッター音が気になったらしく、お休みのところを起こしてしまいました。 おかげで馬体の写真も撮れましたが、なかなか良い体つきを保っていますね。

こちらは私のお気に入りの一頭、チチカステナンゴです。 いつも大人しく、すぐにこちらに寄って来てくれる可愛い奴ですが、もしクラブに産駒が出てきたら一頭持ってみたいなぁ。 ちなみに産駒の芦毛の割合はほぼ半分くらいのようです。

お次は噂の新種牡馬キンシャサノキセキ。

金網越しの奥側の方にいたんでいい写真はとれませんでしたが、シーズン途中からの種牡馬入りにもかかわらず100頭以上の申込があるようで、お休み中のフジキセキに代わっていい子を出してほしいですね。

こちらも同じく新種牡馬のヴァーミリアン。

現役の時の印象は馬格があっていつも威風堂々としているイメージの一頭でしたが、実際はとっても人懐っこい感じで、チチカス並みに私のオキニになりそうです。

ヴァーは今年からの種牡馬入りですが、種付けに関してはディープよりお上手でした(笑)

お次はディープに劣らぬ人気のキングカメハメハです。 間近で見てみるとなかなか可愛い顔をしています。

こちらは少しトボけた顔つきのスニッツェルです。

スタッフの方によると、体つきは若かりし頃のバクシンオーにかなり似ているらしく、バクシンオーのように活躍馬を出してほしいと期待されていました。

お次はこちらを意識してか、キリッとした顔をつくっていたマンハッタンカフェです。 以前は日高からの申込が多かったようですが、最近は社台ファームでも意図的に多く付けているようです。

最後は、坊ちゃん顔のハービンジャー。 体も気性もまだまだ子供っぽいようですが、社台SSでは非サンデー系としてかなり期待しているみたいですね。

今回は厩舎や交配場での屋内での撮影ばかりでピントのずれた写真も多かったですが、こんなヘタッぴな写真でも心が癒された方がいたらうれしいですね。