あんまりすんなり前に行っちゃって、前走のような末脚を使えなかったのはちと残念でした
最後は後続に交わされてしまいましたが、1度は先頭に躍り出る勢いでしたし、このまま粘れるのかと期待した場面もあったので、ぜんぜん悲観するような結果じゃなかったですね
展開次第では「もうひと花」くらいは十分あると思いますので、もう少しステップアップして、最後は千葉ステークス(3月22日、中山・ダ1200m)とか、華やかな舞台でお見送りしてあげたいな
■ RECENT STATE ■
12/7 羽月厩舎 7日の中京競馬では道中2番手を追走。直線入り口で先頭に立ち、押し切りを図るも後続の末脚に屈し6着。 「無理することなく思惑通りのポジションを取ることができましたし、道中もとてもスムーズに運ぶことができました。そのぶんいい手応えで直線に向くことができたのですが、踏ん張りきれませんでした。馬は頑張っていますが、昇級初戦で直線が長く、坂もある中京はちょっとタフでしたね。それでも崩れてはいませんし、ここまでやれたことは収穫だったと思います」(小崎騎手) 「福島で勝った時と比べてクラスが上がっているぶん、相手関係は大幅に強化されましたが、そんな厳しい条件の中にあってもまずまずの競馬はできたのではないかと思います。最良の結果ではないので手放しに喜ぶことはできませんが、このクラスにある程度のメドが立ったことは収穫でした。年齢を考えてもこれからは一戦一戦が勝負。一戦も無駄にはできませんから、大事にしていきたいですね。優先権が獲れなかった状況でだらだら調整していくのはそういった意味でも得策ではないですし、節を稼ぐ意味でもフレッシュな状態で次走に向かうためにもいったん放牧に出させていただこうと考えています」(羽月師) 元はこのクラスで上位に食い込んだ実績のある本馬ですが、今回は相手関係の強化に加え、福島と比較して格段にタフな中京で正攻法の競馬。条件が厳しくなった中での今回の見どころのある走りに大きな進歩を見た方は多かったのではないでしょうか。残された期間は決して多くありませんが、もうひと花、もうふた花咲かせることを願いたいところですし、その願いが手の届くところにあると意識できる走りだったと思います。このあとはひと息入れて年明け以降の出走を目指していきます。 |