以前ならそのまま訳もわからず突っ走っていましたが、ちゃんと抑えがきいてタメる走りができるようになったのは大きな成長です
もともと南半球産ということで同い年の他の馬よりはお子ちゃまだったフレディですが、ようやく競馬が解ってきたというか常識がかってきた印象で、北村友とのコンビで一皮剥けてくれましたよね。
レース前の輪乗りでは、何か気になることがあったのか、一頭立ち止まったままのフレディでしたが、北村は無理に動かそうとしないで、お尻や首筋を軽く叩きリラックスさせようとしていたところは、本当にフレディのことを気づかってくれていますし、気分良く走らせてあげたいって気持ちが現れていましたね。
そういったところが今回の鋭い伸び脚に現れたんだと思いますし、これからはそんな北村友にフレディの手綱を任せてほしいですね。
前走は前２頭に強さを見せつけられたレースでしたが、今日のレースではその前走２着馬が勝ち上がりましたので、次走はフレディの順番ですね
しばらく適鞍がないのが残念ですが、少しお休みいただいて、新生・中京競馬場でズバッと嵌まったレースぶりを見せてもらいましょう
■近況■
2/11 安田厩舎
１１日の小倉競馬では好スタートも無理せず好位の後ろを追走。 勝負どころから動いて直線は馬場の外めをよく伸びたが２着。
「スタートは良かったのですが、二の脚がつかないので無理をせず折り合いに専念しました。 ３、４コーナーでやや手応えが悪くなりましたが、前走もそんな感じで直線はしっかり伸びたので、焦らず押していきました。 最後はいい脚でしたし、荒れて緩くなった馬場も合っていましたね。 勝つことができず悔しいですが、収穫の多いレースだったと思います」（北村友騎手）
「惜しかっただけに残念ですが、２走続けて安定して結果を残せたのはこの馬の成長だと思います。 このクラスにはメドが立ったと言える内容でしたし、まだまだ良くなりそうですよ。 このあとは１、２週放牧に出して、中京開催を狙っていきます」（安田師）
わずかに届かなかったものの、直線の脚は際立っていましたし、いい内容のレースができました。 ここにきて心身の成長が感じられますし、今後も楽しみです。 このあとは一度放牧に出して中京開催に向かう予定です。
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