業務ごとに担当をつける働き方

これまでとは違う働き方を取り入れませんか?

当然、デメリットもある

2021-07-07 10:28:53 | デメリット

人材不足の解消や介護職員の負担軽減に繋がると期待されている介護シェアリングですが、良いことばかりではありません。当然のことながら、デメリットもあります。
たとえば、これまでの体制を大幅に変えることになるため、短時間勤務制度を新たに導入するなど、制度の見直しが必要です。その体制変更に介護職員が慣れるまでに時間もかかるでしょう。
ただし制度の見直しは大変ですが、それが終われば後は多少の手直しをしつつ浸透するのを待つだけです。時間の経過とともにそれも落ち着いてくるため、大きなデメリットとは言えないでしょう。


介護シェアリングとは

2021-06-24 05:23:58 | 業務

介護職員の仕事は食事介助や入浴介助、レクリエーションなど様々なものがあります。そのため、人材を雇用するハードルが高く、新しく職員を雇ったとしても教育に時間がかかってしまうことが問題となっています。
この問題を克服するために考え出されたのが介護シェアリングです。介護シェアリングは複雑化している介護業務を細分化して、それぞれの業務を担当する職員を雇用することを言います。

介護シェアリングを導入するメリットとして挙げられるのが、新人の教育にかかる時間が短縮されることです。これまで1人で多様な業務を行っていたのがシンプルな内容になるので、覚えることも少なく済み、短期間で一人前のスタッフへと成長できます。
また特定の業務のプロフェッショナルを育成することもできるでしょう。1人が行う業務がシンプルになることで、他のスタッフへの引継ぎが楽になるのも特徴です。

人材不足の解消にも介護シェアリングは役立ちます。業務が細分化されるために短時間勤務がしやすい環境が整います。専業主婦や定年後の方、学生のアルバイトなど、長時間の勤務が難しい方でも介護業界で働きやすくなるでしょう。
コアタイムだけ働いてもらうような求人を出すことも可能です。多様な人材を雇用するチャンスが広がり、働いた方から施設の評判を広めていくことにもつながります。
しかし、介護シェアリングを導入したからといって、必ずしもスタッフを雇えるとは限りません。施設の魅力を打ち出し、人がやってきてくれるように環境を整えることが必要です。
ただしそれでも介護シェアリングを導入することが、人々の関心を集める大事な一歩となることに変わりありません。まずはこちらの【今注目の「介護シェアリング」とは】で介護シェアリングの詳しい情報を集めてみましょう。