明るい未来を創るために

高齢化が進む社会において何をすべきか考える。

各医療現場での効果的なカンファレンス

2020-09-17 01:49:43 | 日記
高齢化、長寿化が進む日本で、人の命を対象とした医療や老後の生活を安全かつ快適なものとする介護の重要性は高まっています。治療方針を示したり薬を処方するのは医師ですが、実際にその治療の経過や効果を確認したり療養上の世話を行うのは主に看護師や介護士であり、対象と接する時間の長さから考えても医療において中心的な役割を担っていると言っても過言ではありません。そんな医療現場において対象者の経過をより良いものとするために日々カンファレンスが行われています。医療、介護それぞれの立場でカンファレンスの場をどう利用し改善を図っていくかが重要となっています。

医療現場でのカンファレンスでは、病気の治癒及び何かをする際に起こり得る危険や身体侵襲について考えることがメインとなります。症状の改善度合い、新たな症状や薬の副作用が現れていないかを観察していき、各職種への伝達が行われます。また専門的な知識を活かし、起こり得る危険を予測し万一の事態にもすぐさま対応できるように対応方法などの統一をしておく必要があります。

介護現場のカンファレンスでは、対象の日々の生活上の介助において、どのようにすれば安全安楽を確保しつつ行うことができるかがメインとなります。また何かあった際の対処方法、医療者側への伝達方法も話し合っておく必要があります。

現在の医療は様々な立場の人の連携によって成り立っています。それぞれの立場で効果的なカンファレンスを行い、多くの人がいつまでも安心して暮らしていくことができる、そんな明るい未来を築いていきたいですね。カンファレンスについてもっと知りたい方は、こちら(http://conferencebasic.com)が役に立つかもしれません。