和歌山政経懇話会

和歌山の政治や経済を考えましょう

総選挙2021

2021-10-27 13:18:05 | 日記
選挙報道でよく見かける用語

安定した戦い
幅広く浸透
先行している
優位
優勢
やや優勢
追う
猛追
一歩リード
横一線
互角の戦い

などなど


で、和歌山選挙区の調査結果を受けた現在の状況

一区 岸本氏 優勢 10〜19P差
二区 石田氏 安定 20〜差
三区 二階氏 安定 20〜差

です。

流石に保守王国の和歌山です。
当選後自民入りの岸本さんを加えると衆参全ての議員が与党になりそうです。

赤勝て!
白勝て!





和歌山一区 選挙便り 1026 言葉と気付き

2021-10-27 00:11:14 | 日記
本日お二人の市議のお話を拝聴しました。

うーん、なるほど!
言われて見れば、
阪神大震災の時は自社さの村山富市首相、東日本大震災は民主の菅直人首相でした。
もちろん偶然だけど、もし自公政権だったら何か違っていたのでしょうか?
特に、東日本大震災は…

もう一つは、
言葉が持つ影響力です。
発する言葉には責任があります。
言葉をもて遊ぶのはやめて欲しいと願います。

選挙戦も残すところ残り4日となりました。
我々懇話会のメンバーでも意見が分かれます。
ただ、共通の認識は、『選挙の主役は有権者』です。
候補者の言葉に踊らされず、本質を見抜く力で対応しましょう。

過去にとらわれず、今何が大切かを投票の基準にしたいものです。

我々の力で議員を作り、送り出すことが大切です。
役に立たなかったら、次の選挙で交代させればいいと思います。

大阪の吉村さんが会見で、『我々政治家は使い捨てでいい』と発言し、高い評価を得ました。
これが、言霊です。
政治家の覚悟を見せて頂きました。

各候補者の残りの選挙活動を注視し後悔しない政治家を選びましょう。

和歌山一区 選挙便り 1026 問われる和歌山市民の民度

2021-10-26 12:09:53 | 日記
先ずはここで言う民度を定義づけします。
『民度とは、特定の地域・国に住む人々または、利用者・参加者・ファン等のある集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度の程度を指します。』

今回の選挙で、和歌山の文化水準や行動様式が問われます。
平時と非常時で同じ考え方、行動でいいのか?
更に言えば、昨年来のコロナ禍や断水事故の非常時を、我々はどのように捉えたか検証する必要があります。

平時には、政治家は天下国家を語ってくれれば結構、政局にうつつを抜かしていても我慢します。
しかしながら、この非常時に目立った成果をあげることもできず、応援して下さっている和歌山市民に対して何をするのが選出議員の役割かを真摯に自身を見つめ直して欲しいと願います。

この選挙で、我々市民は、国家や未来のために働く政治家か、地元和歌山のために働く政治家かを我々は選択しなければいけません。
これまで3回は幸運にも、一区から与野党の議員を輩出できました。
今回は事情が異なります。
前回と同じでは間違いなく与党議員を失います。

現状維持を目指す手立てを真剣に考えますか?

さあ、
和歌山市民の皆さん、どうしましょう?

和歌山一区 選挙便り 1025 3戦3敗の理由

2021-10-26 09:24:14 | 日記
自民党公認候補門博文さんは、二階さんが全面的に面倒を見る政治家でこれまでも様々なシーンで活動しています。二階さんの絶大な権力を背景に、和歌山のために働いていますが、反面何かとお騒がせの政治家です。

このような方が、何故全敗するのか、その理由を分析します。

門さんの弱み その1、
二階さんのイメージがかぶること。
これは、『剛腕』『強い』の反面『高圧的』であったり『偉そう』とも評価されます。
和歌山市民は、これまでの経緯で「二階アレルギー」の方が多くいますので、門さんには不利になります。
相手候補側はこれをよく承知をしており、かわいそう戦略が始まったと理解できます。

門さんの弱み その2、
そもそも和歌山市民には他所の人間に対して警戒心を持つ方が多いとされています。
ビジネスで進出した企業の多くが、排他的な市民意識に苦労するそうです。
極端な話では、以前は支店や営業所がない会社とは取引しないとか、電話番号が和歌山でないと対応しないなど、多くの逸話がありました。
そんな土壌では、門さんに不利になるのは当然でした。
ただ最近は和歌山から撤退する企業も数多く、そのような偏った考えは表面上薄れているように感じます。

門さんの弱み その3、
桐蔭党の存在。
中西啓介さんという衆院議員が桐蔭高校OBで、この方が和歌山市の自民党の代表としと活躍されたことが桐蔭党を生み出したと考えられます。
その流れを上手に引き継いだのが岸本周平さんで、出発式では必ず中西さんの名前を出し、中西支援者の取り込みを図っています。
門さんは地元の和歌山大学出身との経歴があるにも関わらず、関係者からの支持に結びついていません。

門さんの弱み その4、
組織作りができていない。
与党であり、それなりの役職で政治活動を行ったが故に、地元での支持拡大への対応が疎かになっていたことは否めません。
大切な時期に秘書の不祥事があり、組織の乱れが生じたことはかなりの痛手になりました。
その意味では、岸本さんの後援会はしっかりと対策を行ってきています。

他にも要因は考えられますが、
門さんがただ単に支持獲得を目指す政治家ではなく、実績をアピールする政治家であるということが、和歌山市民には評価されないと推察されます。

ただ、近年はコロナ禍における医療従事者への衛生用品の配布であり、水道管破損による断水の早期復旧など、明らかに和歌山市民が納得、評価できる働きをしています。

今回は、我々和歌山市民の民度が問われる選挙になっています。
お世話になった方へ「ありがとう」を言える当たり前の和歌山市民でありたいと思うのは私だけではないと思います。