和歌山政経懇話会

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和歌山一区 選挙便り 1028② 岸本周平の策略

2021-10-28 07:33:52 | 日記
和歌山一区の選挙戦を岸本周平さんが終始優位に進めている後半ですが、やはり野党共闘が功を奏しています。
簡単に解説します。

共産党支持者の多くをまとめています。
岸本さんは自身でも保守を名乗っており、前回までは共産党と戦ってきました。
門さんと過去3回和歌山市の保守一位の座を争ってきました。
それが今回中央での野党共闘のおかげで、これまでの敵が味方になるという幸運で、今回選挙は余裕の戦いを進めています。

それに加え、同じく以前戦った維新の候補者の擁立をぎりぎりの段階で阻止できたことは、共産党との選挙協力よりも効果がありました。
これには相当苦心したようで、岸本さんと維新の林県議の密談が何回も行われました。
維新の馬場幹事長が、林県議の新事務所開設にわざわざ来和し、記者会見まで行い、ほぼ立候補確実と言われていました。
二人の間にどのような裏取引があったのか想像してみます。

維新候補は、選挙区では及ばないが比例復活の可能性が高く、初めて議席を獲得すると見られていました。
それを放棄してまでとなると、やはり以前から囁かれている選挙後の維新と国民が合同会派結成または合流の動きです。
こうなると、維新は敢えて無理をせず、岸本さんのために林さんを立てないという選択をしたとおもわれます。まず間違いないでしょう。

さすが策士の岸本さん、
この共産、維新カードが圧勝の要因です。







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