わかめろの韓ドラ生活

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熱血商売人 #19・20(最終回)

2010-11-11 23:47:37 | 韓国ドラマ
DVD視聴。
#19・20(最終話)の内容&感想、ネタバレです。


#19
新しい店舗にスンギル、マンドゥクも出勤し、新しくドリームモーターズも動き始める。
テプンの社内では、ソン会長のワンストップマーケティング投資に疑問の声も上がるが、会長は内需の落ち込む今だからこそ、この危機をチャンスに変える必要があると力説する。

ジェヒも辞職してしまったテサンでは、スンジュが最後のチャンスをものにしようと、ガジュ市公用車入れ替えに一人で挑む事に。早速、ガジュ市の幹部とコンタクトを取り始める。

マンドゥクの調べで、ガジュ市市長の情に厚い人物像を掴むリュたち。直接市長に要望を聞こうと庁舎に向かうと、庁舎の前では市長に否定的な市民が一人、抗議活動をしていた。
市長の好意で時間をもらい、「質素なもので」と希望を聞いたリュたちだったが、リュたちが帰った後で、時間を無駄にしたと悪態をつく市長の姿があった。
一方のスンジュは市長の経歴を調べあげ、野望と顕示欲にまみれた市長の本当の人物像を掴んでいた。

リュも庁舎前で抗議活動をしていた人物の言葉が気になりながらも、入札用の車を選定する。マンドゥク、ジェヒの後押しもあり、リュたちはテプンの低価格モデルの車で勝負する事にする。

テサンを辞めたジェヒは、ドリームモーターズから車を卸すフリーディーラーになると宣言。
どこにも属さずに、車を売りたいというジェヒの考えを、リュも尊重する。

入札が始まり、リュたちは局長らに試乗してもらおうとするが、みんななかなか試乗しようとはしない。リュは強行手段で局長の自宅前で夜間待ち続け、流石に心配した局長は朝、リュを馴染みの食堂まで連れて行く。
そこの店員に、乗ってきた質素なテプン車を褒められた局長は、これこそが市民の声だと気付き、部下たちにも試乗を勧め始める。
局長たちからテプン自動車の話を聞き、好感度が気になる市長はスンジュにテサンを選ぶ保証はないとそれとなく話すが、スンジュは市長の将来を全面的に支援する事を条件に、テサンを選ぶように圧力をかける。

その頃、ユン理事はスンジュの横領の証拠を掴むべく、休職していた。金がガジュ市市長に流れている事までは掴んでおり、あとは証拠固めだけ。ジュヒにも協力を頼むのだった。

局長たちからの好感触に、自信をつけるドリームモーターズだったが、スンジュの圧力を受けた市長側から、入札除外の連絡を受ける。どうにか入札に持ち込みたいリュは、市長のイメージアップに一役買い、入札参加を頼むのだった。


#20(最終回)
自分のイメージアップに貢献したリュたちを、再度入札に参加させる市長。しかしスンジュからの執拗な圧力は続く。

プレゼンの日、スンジュの横領の実態を新聞社に告発しようとしていたジェヒとユン理事だったが、ジェヒとの待ち合わせの途中で理事はスンジュの秘書たちに連れ去られてしまう。
スンジュは理事が新聞社に持ち込もうとしていた資料を読み、すでに資料にある事は手を打ってあると豪語する。

そして入札の日、リュは書類を出した窓口の担当者から、入札価格は高く見積もって裏金作りに回すのが常識だと言われ、ショックを受ける。その話を聞いた販売王は、「商売人はあくまでも客の欲望を満たすのが目的で、客が裏金作りを希望するのであれば、その通りに」と話すが、リュはみすみす悪事を働く事に気が引ける。
リュは最初から調査をやり直し公用車の状態の点検をするが、公用車は整備さえ行えばまだまだ走れる状態にある事がわかる。その一方で市民の市長に対するアンケートは、評価の高いものばかりだった。

入札結果発表の日、リュは自ら入札権の放棄を申し出る。そして記者らの前で、公用車の買い替えは必要がない実態を話し、市長が始めて当選した頃の条例案に基づき、税金は意義のある使い方をされるべきだと主張する。

公用車入札を止めようとする市長に、スンジュは既に市長の口座に入金しており、後戻りは出来ないと脅迫する。
テサンのユ会長は、事実上、入札に失敗したスンジュを切り離すべく、スンジュの関わった悪事に関する資料をユン理事に流す。

入札を放棄した事に関して、テプンのソン会長に謝罪に向かうリュ。しかしソン会長は、欧州事業を全面的にリュに任せたいと言う。

会長がユン理事流した証拠が元で、スンジュは召喚されることになる。
リュたちは、入札放棄が話題になり、ドリームモーターズはますます忙しくなる。

リュが残業を終え帰ろうとしていると、そこにスンジュの乗った車が現われる。車はリュめがけて突進してくるが、寸前のところで停車する。
スンジュは、自分にわずかながら残っていた良心が、リュを見る度に疼いてしまった為に、悪に徹する事が出来なかったと話す。そしてスンジュは逮捕されてしまうのだった。

欧州事業という大役に、悩むリュ。マンドゥクは、かつて自分が描いた欧州事業の資料を渡す。それを読み、リュはソン会長に返事をしに行くが、それはドリームモーターズというチームとして欧州事業展開を行いたいというものだった。

ドリームモーターズの欧州事業展開が動き出し、現地調査をマンドゥクとジェヒに依頼するリュ。
そこに販売王も加わり、新たな門出を祝う4人だった。

1年後。
ドリームモーターズは国内外で評判の企業となっていた。
一時帰国したジェヒは、出所したスンジュに会いに向かう。
販売四天王と呼ばれたマンチョルは、支店閉鎖に伴い失職、パーマをかける。
スンギルはジオとの幸せな生活を送り、それを羨ましく話すダヘに、リュはプロポーズする。

そして今日も、リュはお客様の元へと駆けつけるのだった。

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いやぁ~、本当に面白かったです。この原作漫画の漫画家さんって、本当に社会派ですよね。
銭の戦争の時もそうでしたけど。漫画を通して、社会の闇に切り込む!!!感じでしょうか。最終の2話は、特にそれが色濃く出てたと思います。

7話にあった、警察車両入札の時、警察官を顧客と考えたリュに対して、市民を顧客と考えたマンドゥクが勝ちましたよね。
今回も顧客は市民だと考えた時に、不必要なものを売る必要があるのかと。本当に、年末になったら道路工事ばっかりしてるお役所の方々に見せたいわ!!!ったくぅ~!!!
しかし販売王の言う事にも一理ありますよね、「商売人はお客の欲望を満たしてこそ」的な。商売人が損をして得をとる事って、現実ではあり得ないようにも思いますものねぇ…あぁ難しや。
こんな事を色々考えさせてくれる、う~ん、面白かった(笑)

スンジュが車でリュに突進した瞬間、「銭の戦争」の悪夢が蘇りましたが(笑)、そうならなくて本当に良かった~。
権力に魅せられてしまった男、スンジュも逮捕されてしまい、お勤めまで…ユ会長の見事な尻尾きりでした。さすがに最後は気の毒に思いましたけどね~。でもそんなスンジュの出所を待っててあげたジェヒが泣かせますね。豆腐は持ってなかったけど(笑)

あとのみんなもハッピーエンドでした、ってサラッと流してますが、ジオが妊娠ってオチはいるのかどうか…。あのカップルのくだり、今までの内容でもバッサリ切り落としてきましたが(笑)、いつも見てて微妙だったなぁと思います(笑)
でもスンギル役の俳優さん、普通の時は結構カッコイイ人なんじゃないかと思いました。でも三枚目専門なのかしら~。

リュが足を痛めたお母さんに、自宅近くに総菜屋店舗を買ってあげてました。親孝行~。そしてダヘにプロポーズ…絵に描いたような美談ですよ!!!ここ、ちょっと不満(笑)でも最後まで主任ハ・リュだったのに、結構稼いでらっしゃるようで(笑)
リュの熱血ぶりを、鼻につかないくらいソフトに演じたパク・ヘジンさんのキャスティングは大きかったでしょうね~。3日間徹夜で鼻血が出そうです、とおっしゃってました(笑)

#19と#20の間に、またまたまた特典映像が。それによると、ドラマはマンガとは結構変わってるみたいです。
あとチェ・チョロさんが、監督とパク・ヘジンさんと3人で食堂に行ったら、食堂のおばちゃんがヘジンさんに釘付けで、その状況をみた監督が、「チョロさんもカッコイイんだけどなぁ…」と言ったフォローが逆に傷つきました…って話をしてました(笑)
応援してますよ!!!美中年も!!!(笑)

総体的に面白いドラマでしたが、20話は長いかも知れません。もうちょっと凝縮して、脇の話を削っても良かったのでは?とも思います。
そして結構、その後どうなったのか謎のまま、次のエピソードになったりするので、それなら最初から触れなければ良いのに…って言うのもありました。
前半はテンポが良く、話も面白いので、「銭の戦争」の話が好きな人は楽しめると思います。

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