老眼とは
老眼はとは眼のピント調節機能の老化です。眼球に入った光は角膜と水晶体を通って網膜に映し出され、それが脳に伝えられてものを見ています。この時、毛様体筋が伸縮することで水晶体の厚みを変化させて「ピント調節」をしています。
しかし、加齢によって毛様体筋が弱くなり、水晶体が硬くなってきます。するとピントが合わせづらくなり、近くが見えにくい老眼症状があらわれます。
スマホ老眼が急増中
PCやスマホなどで眼を酷使させちるとスマホ老眼と呼ばれる老眼のような症状が現れる場合があります。固定した距離でものを見続けることで毛様体筋が疲労し硬くなりピントが合わせづらくなること原因です。
しかし、これは老眼とは別物でこまめに眼を休ませることが必要です。
眼トレで老眼予防やスマホ老眼対策
老眼やスマホ老眼は日常のちょっとした心がけで不快な症状を改善することができます。
例えば、毛様体筋を眼トレによってストレッチすることが有効です。毛様体筋以外にも眼の周辺には様々な筋肉があり、それらをほぐしたり、鍛えることも可能です。
普段は、食生活改善がとても重要です。ビタミンA、C、Eやポリフェノールなどを含む緑黄色野菜などをバランスよく食事に加え、血糖値を急激にあげないことも眼の老化予防にはとても重要です。
また、ストレス、紫外線、喫煙、睡眠不足は眼にとてもダメージが大きいので注意します。
最後に眼トレのやり方です。
最初にまっすぐ前を向きぱっと眼を開いて2秒キープ。眼に力を入れたままぎゅっと閉じて2秒キープ。これを3~5回繰り返します。