僕は漫画や本が好きでよく読んでるのですけど、漫画や本の紙ってほっておくと黄ばんじゃいますよね。
この原因って、実は紙を作る原料である木に大きく関係しています🌲 🌳
紙は木をすりつぶして漂白し機械パルプと呼ばれる状態にしてそこから作ります。
この機械パルプには、木に従来含まれているリグニンが多く残っています。
そしてこのリグニンが酸化したり紫外線に当たったりすることで黄ばみの原因になってしまうのですよね😅
では、このリグニンをどうにかする事は出来ないのか?
これは実は可能で、リグニンは化学薬品の力で取り除けます!
そうやって作ったパルプは化学パルプと呼ばれ、黄ばまず強度も強いそうです💪
「じゃぁ機械パルプなんて使わずに化学パルプで本や漫画作れば良いじゃん!」と思いませんか?
実は、たとえ黄ばんだとしても、機械パルプで本や漫画を作る理由があるのですよね。
まず、機会パルプは化学パルプに比べて軽いということ、そして機械パルプで作った紙はザラつきがあってめくりやすいのですよね。
本や漫画の主役はあくまで物語、だから重かったり、めくり辛かったりして紙の方に意識が行く事はなるべくない方が良いのですよね。
本当に、こんな意識しない所まで気を配って下さる本や漫画を作るための紙を作ってくれている人には感謝ですね📚📖📘